よしみカメラから発売されている忍者レフ 。実売5,000円程度で、夜景写真家では、最も人気のある夜景撮影アイテムでしょう。
メリットは、撮影時に両手が開放されること。
デメリットは、レンズ交換の毎に忍者レフも取り外しが必要、そして忍者レフに触ってしまうと、レンズも回ってしまいピントがずれてしまうことがあります。
特に、単焦点マニアの私は、夜景撮影時に頻繁なレンズ交換が発生するため、忍者レフは面倒で、年に1回ほどしか利用していません。
では、忍者でしか対応できない撮影例をご紹介しましょう。それは、ガラス面に手が届かないようなシーンです。代表的な例では、東京スカイツリー 天望デッキでしょう。
東京スカイツリー天望デッキでは、フェンスによりガラス面に手が届きません。そこで。、フェンスとガラス面の空間に、忍者レフを付けたままの三脚を立てます。そして、セルフタイマーの10秒設定でシャッターを切る作戦を実行。
また、忍者レフは、周りが金属バネになっていて強度があるため、手持ちできます。
名古屋のミッドランドスクエア スカイプロムナードでは、オープンエアのため風があります。暗幕では風に煽られ、カメラに忍者レフを取り付けると、カメラが揺れます。そこで、次のような撮影手法を実施。
忍者レフを手持ちしながら、室内照明の反射を軽減させる作戦です。これで、風によるカメラの振動は最小限に抑えられます。このようなシーンは、滅多にありませんが、いざというときに威力を発揮します。手持ちの場合、忍者レフのレンズ穴から光が漏れますので、この部分を手で覆うなどして下さい。
なお、忍者レフは金属バネが使われていますので、海外のセキュリティチェックが厳しい展望室では、持ち込み不可(かつ預かり不可)となる可能性もあります。
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