三脚も禁止され、かつカメラをどこにも固定できない場合、手持ちで夜景撮影するしかないですよね。ただ、窓ガラス越しの撮影であれば、最終手段となるアイテムを考案しました。
また、三脚の持ち込みが可能だったとしても、レストランでは三脚を広げるのはマナー違反ですでよね。このような時にも解決できる最終兵器的なアイテムです。
そのアイテム名は「HOLD TUBE」と命名。材料はハンズでワンコイン(100円以内)で購入できるビニールチューブのみです。
これをチューブの尺に沿ってカッターで切り込みを入れて、レンズフードの先端に挟み込むだけです。
HOLD TUBEは、レンズフードの先端を滑り止め加工したような効果を発揮します。このレンズをガラス面に押しつけることにより、短時間であればレンズを固定できます。3635万画素のNikon D810でも、2~3秒であれば、ぶれずに撮影できました。もちろん、シャッターはセルフタイマーを利用します。
このテクニックは、セキュリティチェックが厳しいニューヨークの展望室での撮影で、最終手段として考案&準備しましたが、結局使いませんでした。自由雲台にプレートを取り付けたカメラ固定台で解決できたからです。
この方法であれば、室内光の反射を防ぐ暗幕なども不要となり、極めてスマート(笑)に、窓越しでの夜景撮影を行えるでしょう。
もちろん三脚を忘れたときに、緊急撮影方法としても利用できますので、カメラバックに、このHOLD TUBEを仕込んでおきましょうね。
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