カメラバックに収納したい機材は、一眼レフ本体と常用レンズであるCarl Zeissの18mm、25mm、50mm単焦点レンズ3本。その他、オリジナル暗幕やブロアーなど収納したい機材を並べてみました。
ちなみに電子レリーズと、NDフィルターは滅多に持ち出しません。レリーズの代わりに、セルフタイマー2秒(+露出ディレイ)を活用。この電子レリーズとNDフィルタは、屋形船や飛行機の光跡をタイミングを合わせて撮影する時だけ利用。
で、これらをコンパクト&軽量に収納できるカメラバックとして、私が所有しているのが「モンベル カメラショルダーバッグ L」。モンベルはアウトドアグッズ大手メーカですが、カメラバックが発売されていることは、あまり知られていないでしょう。
有名なカメラバックメーカーでもなく、カメラ機材メーカーでもないモンベルを選んだのには理由があります。夜景撮影では、私は3本の単焦点レンズを常用。どうしても撮影中のレンズ交換頻度は多くなります。そのため、カメラバックに求めることは、レンズ交換しやすいことが最重要ポイントです。
そして、素早くレンズ交換を行うには、カメラバックを担いだままレンズ交換を行いたいもの。そのためには、ショルダータイプで、さらにレンズ交換の時に、外したレンズを一時的に置いておくスペースがあるモンベルにたどり着きました
夜景撮影中は、ボディ領域がテンポラリ領域となり、このスペースを利用してスムーズなレンズ交換ができます。リュック型を背負ったまま、レンズの出し入れできるカメラバックもありますが、私には素早いレンズ交換はできないものでした。
ちなみに、ズームレンズと単焦点を併用している方でも大丈夫。レンズ長が150mm以内、最大径90mm以内であれば、3本収納できます。なお大三元のような大砲レンズは、さすがに収納できません ^^;
なお、振れを防止するウエストベルトが付属しています。これがあると、移動時の揺れ防止により、ショルダーバック自体が軽く感じます。
少しでも快適に夜景撮影を行うため、カメラバックの軽量は、私は2番目に重視するポイントです。
2015年に様々なカメラバッグを比較しましたが、フードを取り付けたままCarl Zeissの18mm、25mm、50mmの単焦点レンズが、2ヶ所のスペースのどこにでも収納でき、かつ最軽量だったのが「モンベル カメラショルダーバッグ L」でした。
ちなみに、モンベルにたどり着くまでに検討したカメラバッグを2つご紹介。まずはカメラバッグの老舗「DOMKE(ドンケ)」のDOMKE ショルダーバッグ F-2 。1976年から変わらないデザインはカメラバックの永世定番とも言われています。
内寸はW35 × D15 × H22と底面の面積はモンベルの約90%と若干小さいですが、モンベルと同じレイアウトで収容可能です。重量は1.2kgとモンベルの2倍。この時点で軽量を2番目の優先度とする私には、モンベルに軍配があがります。
ちなみに、重量に目をつむれば、容量たっぷりのサイドポケットの多さは魅力的です。もし800g程度であれば、ドンケF-2を購入していたでしょう。
もうひとつは、MindShiftブランドの「MindShiftGEAR マインドシフトギア ローテーション180パノラマ ブラック 012208 」。これは、リュックを背負ったまま、その一部が外れてウエストバックのように体の前面へ回して移動できる代物。
重量は1.8kgですが、リュック込みと考えれば許容範囲。デザインは美しく、あとはレンズが収まるかどうか。直ぐに取扱店の銀一へ現物を見に行きました。(店舗は豊洲にあり駐車場完備。)
結果は残念ながらレンズを装着した一眼レフと交換レンズ1本が限界でした。もうひと回り大きな「MindShiftGEAR ローテーション180プロフェッショナル」であれば、交換レンズ2本収納できそうですが、重量が2.5kg。流石に私には重すぎました。
単焦点レンズ3本だけでは足らない場合は、ズボンのベルトに装着できる「レンズバッグ」が便利です。必要なときだけ持ち込めば良く、これをベルトの右左に1個づつ取り付ければ、モンベルのカメラバッグと合わせて5本のレンズを持ち歩けます。私は70-300mmの望遠ズームレンズと、フィッシュアイレンズを増強することもあります。
なお、レンズバッグを購入時に注目したい点として、ベルトを取り外しなく、レンズバッグを脱着できること。このようなタイプは、レンズバッグのベルトがマジックテープで開放できるようになっています。
車を乗り降りする度に、ベルトを取り外しするのは、かなり手間がかかりますので、この点は注目してレンズバッグを選びたいですね。リンク先のレンズバッグは、ベルトを着けたまま脱着可能です。
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