日本三大夜景の六甲山系の摩耶山、新日本三大夜景の若草山、そして夜景100選の生駒山に比叡山と関西は日本最大の夜景エリアです。
関西の夜景を知らずして、夜景を語るべからず。そんな関西夜景を世界2,000ヶ所以上の夜景を巡ってきた新日本三大夜景・夜景100選事務局代表の縄手真人がご紹介。
ここは夜景を愛するものであれば、絶対に外せないです。日本三大夜景のひとつ「摩耶山(まやさん)」は六甲山で最大の夜景スポット。展望広場は手で星を掬(すく)えるほどの絶景の夜景が見えることで「掬星台(きくせいだい)」と名付けられたようです。なんとも素敵なネーミングですよね。東京スカイツリーのてっぺんよりも高い標高699mからは、神戸を眼下に大阪から関空まで見渡せ、感動しない人はいないはず。
ロープウエイでもアクセスできるため、カップルだけでなく家族連れや外国人も多く訪れ、トワイライトタイムには展望台の最前列が埋め尽くされるほど。また、夜景を眺めながら珈琲が400円で楽しめるリーズナブルなカフェ「摩耶ビューテラス702」も併設され、のんびりと夜景鑑賞できるのも嬉しい。
> 摩耶山
[アクセス] 三宮から車で45分+徒歩10分。夏および春秋冬の金土日祝は、まやビューライン(摩耶ケーブル&摩耶ロープウエイ)でもアクセス可能。
2003年に完成した日本最高峰の夜景エンターテイメント施設。六甲山では、摩耶山と双璧をなす夜景スポットで、もちろん夜景100選にも選ばれている。六甲山の夜景スポットでは、天覧台と六甲ガーデンテラスだけは、利用時間が限られているので注意が必要だ。
英国調のお洒落な施設は、オレンジ色を基調とした柔らかな光で包まれ女性が魅了される空間だ。また、「六甲枝垂れ」と呼ばれる光のドームからの夜景も見逃せない。ちなみに、夜景が一番パノラマに見えるポイントは、英国ガーデンではなく、六甲枝垂れの向かいにある少し古びた展望デッキである。忘れずに訪れるようにしよう。
[アクセス] 三宮から車で40分。六甲ケーブルとバスでもアクセス可能。
六甲山までは三宮から車で1時間近くかかりますが、こちらは15分ほどでアクセスできるお手軽な夜景100選スポット。高層ビルが増えてきたことにより、神戸のシンボルである神戸ポートタワーが見えずらくなってきているが、タワーやビルそれぞれがちゃんと認識できる夜景は六甲山にはない魅力。
また、2004年には二人の名前を刻んだ南京錠を掛けられる愛の鍵モニュメントが完成。ブラックライトで控えめにライティングされた様子は重厚な雰囲気を醸し出しています。ちなみに、南京錠は現地で販売していません。amazonではハート型南京錠 シルバー ゴールドが売っていますので、事前購入しておきましょう。きっと喜ばれますよ!
> ビーナスブリッジ
[アクセス] 三宮から車で15分。23時以降タクシー以外通行禁止。
2013年放送の大人気ドラマ「半沢直樹」で、ブレイクした夜景スポット。大阪方面の夜景が広がり、その光景はまさに光の絨毯のよう。芦有ドライブウエイ公式サイトには、夜景100選に認定されていることが記載されてます。だからどうした(笑)
最大の特徴は車窓から眺められること。フロントガラス越しに夜景を楽しめるスポットは、全国的にも貴重で、あったとしても1-2台に限定されることが多いのです。しかし、こちらは20台以上が駐車可能。これは、札幌市の幌見峠展望駐車場に匹敵するスケールであり、週末やクリスマスでも場所取りに苦労しないのが嬉しいですね。
[アクセス] 芦屋駅から車で15分。通行料金410円。
日本屈指の夜景住宅街といえば阪急宝塚「山手台」。梅田や神戸へのアクセスもよく、道幅も広く街並みも美しく、ドラマのロケ地にもなりそうなエリア。夜景が見える眺望公園は10ヶ所程あり、ここでは夜景は非日常ではなく日常なのです。
数ある眺望公園で、最もお薦めするのが山手台北公園。伊丹空港を離発着する飛行機も楽しめる。また、ここから徒歩3分ほどのところに、2016年に完成したきんもくせい公園も見逃せない。治安もすこぶるよく、運転技術も必要としないエリアなので、女性だけでも訪問できますよ。なお近隣住民に配慮して詳細場所については非公開とします。
[アクセス] 宝塚駅から車で20分。山本駅から車で7分。
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