夜景業界では「お茶と夜景の名産地」と呼ばれる静岡県を抱える東海エリア。特に車窓から眺める夜景が充実している東海エリアは、夜景ドライブにも恵まれています。そんな東海夜景を世界2,000ヶ所以上の夜景を巡ってきた新日本三大夜景・夜景100選事務局代表の縄手真人がご紹介。
東海エリアの高層ビルにある展望台で最高峰となる247mからの夜景を楽しめるミッドランドスクエア。屋根の無いオープントップ型の展望デッキは、夜風を感じながら夜景を楽しめるのが魅力のひとつ。正面に見える円柱の高層ビルはJRセントラルタワーズ。あちらにも展望室がありましたが、残念ながら2005年に展望室からレストランに変わってしまいました。
スカイプロムナードからは、ほぼ360度の夜景が見渡せ名古屋都市高速をアクセントとし、無限に光りが続く光景を楽しめます。また、夜間は30分おきにミストが噴射され、サプライズと共に気分を盛り上げてくれます。
なお窓ガラスと通路が離れているため、こちでの夜景撮影は困難を極める上級者向け撮影スポットでしょう。
[アクセス] 名古屋駅 徒歩3分。
夜景100選と恋人達の聖地に認定されている高さ100mの展望タワー。さらに丘の上に建っているため、展望台からは標高180mからの眺めを期待できます。遠くには名古屋駅ビルの高層ビル郡、眼下にはお洒落タウンである星ヶ丘エリアの夜景が広がります。
また、こちらの展望室はダウンライトで夜景が見やすく、カップル向けベンチが多数用意され恋人に優しい夜景スポット。特に私が気に入ったのは4階展望室。ロイヤルブルーのLED照明がアクセントなり見事な空間に仕上がっています。2階建ての展望台は概して下側の展望台が空いていて落ち着けます。夜景スポット巡りに頭の片隅に覚えておいてくださいね。
[アクセス] 名古屋駅から車で30分。星ヶ丘駅から徒歩15分。
豊橋駅から車で約30分。告白やプロポーズなどの大切なシーンに訪れたい夜景スポットが「蔵王山展望台」。もちろん夜景100選に認定されている。
最大の魅力はカーブを描くスロープ「星空の散歩道」。足元に広がる蓄光石が光を放ち、幻想的な雰囲気を醸し出します。さらに毎日19時と20時からは「光のアート」と呼ばれる四季に合わせた照明の演出が楽しめます。
2014年にリニューアルでは、室内展望室にも変化が。限りなくライトダウンをされた大人の雰囲気溢れる室内で、ピュアホワイトのベンチに座って田原市中心部の夜景が楽しめます。この夜景を味わうために名古屋や浜松から訪れるだけの価値あります。
[アクセス] 豊橋駅から車で約30分。名古屋から高速経由で1時間30分。
昼間の下見なしではたどり着かないような愛知県の秘境夜景スポット。このようなアクセスが非常に悪い白山神社にも関わらず、週末には懐中電灯片手に夜景を楽しむカップルが集まる地元の人気眺望ポイント。
労して訪れた先に現れる夜景は、鳥居越しに名古屋を一望できる。まさにインスタ映えしそうな光景である。
山頂駐車場までは車でアクセスでき、ここから写真にあるような白山神社への入り口となる登山道に突き進む。勾配は緩やかであるが、足下は良くなく、ハイヒールでいくような場所でありません。またgoogleMapに登山道は載っていますが、夜間は真っ暗で分かりづらく、必ず昼間の下見を行うか、夕暮れ前に到着するようにしてください。もちろん懐中電灯は必須ですよ。
> 白山神社
[アクセス] 小牧ICから車で30分。懐中電灯照らしながらの山道徒歩8分。
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