強い印象を与える夜景」として考えていくと、それにはアクセント、動き、音、雰囲気の4大要素が関連していると考えています。
日本三大夜景に共通するものを探ってみました。
函館山、摩耶山、稲佐山をみると山の麓がすぐ街となっており、港が存在しています。光の絨毯と例えられる夜景(信貴生駒スカイライン・ラスベガスetc)も美しいですが、港によって夜景に美しさにスパイスを加えているようです。港があるため夜景に湾曲カーブができ、港に浮かぶ船の光がまた美しく感じます。
これは、世界三大夜景(函館、香港、ナポリ)にも共通していえることですよね。ちなみに高速道路のオレンジ色の照明や、橋なども夜景にアクセントを加えています。
動きMovementレインボーブリッジや明石大橋のイルミネーションが変わる瞬間、ベイブリッジがブルーに変わる瞬間に思わず声を上げた経験がありませんか?
見ている夜景に変化があったとき、その夜景に対して新たな注目ポイントが生まれ、一緒にいる人にその変化を伝えたくなりませんか?このような動きのある夜景は橋だけに限りません。高速道路を往来する車の光や、鉄道の光も夜景に動きを与えています。
音Sound郊外の夜景スポットを訪れると、音を感じたことはありませんか?
たとえば、ローカル鉄道の走る「ゴットン、ゴットン」という音などです。都市部で生活している人は、日常生活で様々な音に囲まれているため、列車の音などに気をとめる機会が少ないと思います。しかし、静寂な夜景スポットで、たまに聞こえてくる列車の音などを聞くと安堵感を覚えたりするものです。
またこのような生活音を感じるスポットは非常に希です。そういった時には車でお好みの音楽をかけるのも夜景を印象的に感じさせるのに効果があります。
生活音を感じられる代表的スポット:夜景100選の万灯呂展望台
雰囲気Moodどんなに素晴らしい夜景でも、夜景スポットの雰囲気が良くなければ、その夜景に対して好印象を与えることは難しいです。たとえ夜景の規模が小さくても、雰囲気が素敵な公園からみると、素晴らしい夜景スポットだと感じるものです。
そうですね・・・身近な例でたとえるとレストランがそうですよね。おしゃれなレストランでは、料理を食べる前から不思議と胸が高鳴りませんか?
小規模夜景だが、雰囲気抜群である代表的スポット:ゆうひの丘