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  • 窓越しの夜景撮影
  • 展望室で夜景撮影を行うと、室内灯が窓ガラスに反射して、きちんとした夜景が撮影できません。

    そこで、窓ガラス越しの夜景撮影方法としては、「暗幕」、「忍者レフ」、「レンズスカート」の3種類をご紹介。これを実践しているだけで、一般の方から見ると、プロの夜景写真家として見間違えられる魔力も持っています。怪しい人と見られることも(笑)



  • 最強アイテム 暗幕
  • まずは暗幕の利用方法を写真で解説。


    私が、室内での夜景撮影を行うときの95%は、この手法。「暗幕用の生地」という名称でユザワヤやAmazonなどでも購入可能です。1000~2000円ぐらいでしょうか。暗幕用の生地を利用する前は、100円ショップで購入した生地を利用していました。これでも、ほぼ問題ないですが、室内光が強い場合は、光が漏れて映り混んでしまいますので、「暗幕用の生地」を購入しましょう。これを忘れたときには、100円ショップで代用品を購入ですね。

    メリットは、軽量で、他の3種類に比べて、窓形状にとらわれず様々な形状に対応。つまり、汎用性が最も高いということです。

    デメリットは、両手が使えなくなること。つまり、シャッターを切るのにセルフタイマーを利用する必要があります。

    吸盤付きクリップで暗幕を窓に固定することで解決できますが、結構面倒なので、私は吸盤での固定をほとんど行いません。

    もうひとつのデメリットは、三脚の上から暗幕をかぶせるだけだと、どうしても暗幕下部を窓ガラスに密着できません。

    そこで、私の暗幕は、暗幕中央部にレンズ穴を設けてあります。ゴムベルトで伸縮性を持たせている自作暗幕となっています。


    こんな感じですね。ただですね。レンズ穴に暗幕を通すシーンは、ほとんどありません。つまり、世界中の展望室は、レンズ穴の無い「暗幕布そのまま」で事足ります。特殊ケースの時だけ、活躍する保険のようなものですね。きっと、世界で最も暗幕にこだわったいる夜景写真家ですね。

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  • 夜景撮影のコツ

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