
これまで200ヶ所を超える横浜の夜景スポットを取材してきましたが、観光エリアに絞っておすすめの夜景を紹介していきます。カップル向けだけではなく、ファミリー、ベビーカーでも安心できる夜景スポットも分かりますよ。
目次
- 横浜駅エリア
- みなとみらいエリア
- 元町・山下公園エリア
- 子連れにもおすすめ(スカイウォーク)
- ガンダム
- 夜景バックにクルマ撮影
- 「ゆず」の聖地
- 穴場 野毛山
- 穴場 浅間台
- 最新穴場
- ベビーカーも安心!赤ちゃんに優しい夜景
横浜駅エリア
横浜駅エリアで、横浜駅から徒歩6分ほどの横浜ベイクォーターBayGardenが一番のおすすめです。

その理由は横浜駅から近く、6階からはみなとみらいのビル群、橋、ライトアップされた横浜ベイクォーターの組み合わせが美しく、またレストランやショップもあり夜景意外の楽しみも沢山あるところです。
>横浜ベイクォーターBayGarden (22時まで無料開放)
横浜駅に直結した眺望ポイントとしては3ヶ所ありますが、2024年9月より閉鎖中のJP横浜タワー うみそらデッキ以外は、夜景が見えにくくおすすめできません。うみそらデッキの再開を期待したいところです。
- 横浜スカイビル(28~29階)
- JP横浜タワー うみそらデッキ(12階、当面閉鎖中)
- そごう横浜店(9階の上にある屋上)
横浜駅から少し散歩を楽しむのであれば、ポートサイド公園とKアリーナ近くの高島水際線公園が、雰囲気も良くデートにもファミリーでもペットの散歩にもおすすめな夜景散歩ルートになります。

>ポートサイド公園(横浜駅から徒歩10分)

>高島水際線公園(徒歩12分)
どちらの公園も帷子川(かたびらがわ)に面しているため、夏でも空気が冷やされ、他のエリアよりも涼しいのも魅力ですよ。
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みなとみらいエリア
高層展望台から夜景を見下ろす
夜景のメッカでもある「みなとみらい」エリアは、40ヶ所以上の夜景スポットがあります。なかでも一番有名なのは、横浜ランドマークタワー スカイガーデンになります。高さ296mからの夜景は圧倒的で関東最大級の夜景スポットです。


ただ横浜ランドマークタワー スカイガーデンは2025年12月31日から大規模修繕工事に伴い2028年頃まで休業となります・・・ そこで、もうひとつ高層ビルから見下ろす夜景スポットとしてご紹介したいのがオークウッドスイーツ横浜(ザ・タワー横浜北仲)展望台になります。


こちらは2020年に完成した地上58階(高さ200m)の分譲マンション+ホテルになっていますが、なんと46階に無料の展望フロアがあります。エレベータの入口に、展望フロアという看板がないため、分かりにくくなっていますが、花火大会などを除いて毎日22時まで開放されています。
ハンモックに揺られながら夜景観賞!
横浜ワールドポーターズの屋上には無料で開放された展望デッキ「ルーフ・トップ・ワールド」がありますが、2025年7月に新エリアがオープンして、赤レンガパークや横浜ベイブリッジ方面の夜景を楽しめるようになりました。

新エリアには固定ハンモックがあり、ここで寝そべって横浜ランドマークタワーを眺められます。新エリアの完成により、横浜マリンタワーや観覧車など全方向の夜景を楽しめるようになりました。ベビーカーの乗り入れもでき、ファミリーにも優しい夜景スポットになっています。

【ワンポイント】お得な駐車場
1時間無料!
横浜ランドマークタワー地下駐車場は、みなとみらいポイントアプリを利用すれば、1日1回限り駐車場が1時間無料になります。アプリは会員登録が必要ですが、クレジットカードとの紐付けとか不要で気軽に使えます。ちなみにその後も1時間280円と、このエリアとしては良心的な料金体系で、私もアプリを利用しています。
平日なら1日最大1,500円
みなとみらいエリアの1日駐車場は、週末であれば基本すべて2,000円以上です。ただ平日であれば1,500円となるところが3ヶ所あります。
ワールドポーターズ近く
・タイムズグランドオリエンタルみなとみらい 立体(全長5m、全幅1.9m、全高2.1m)、40台
馬車道駅近く
・横浜北仲ノット駐車場 平置き、40台
・横浜アイランドタワー駐車場 立体(全長5.3m、全幅1.85m、全高2.1m)、台数不明
みなとみらいエリアで穴場はココ!
多くの観光客で賑わうエリアですが、いつ行っても誰もいない穴場スポットを発見しました。静かな場所で夜景をバックに告白したい方に、特におすすめしたいのがみなとみらい東急スクエア3です。

穴場となっている理由は、眺望ポイントへ繋がる階段の入口が分かりにくいからです。登り口を図解するとこうなっています。

2025年時点では喫煙所は、囲まれた空間になっていますので、喫煙所の裏側に回り込んで階段を登っていく感じになります。もし、こちらに先客がいた場合は、ここから徒歩1~2分ほどの場所にあるみなとみらい東急スクエア2が次点での穴場です。

こちらは分かりやすい場所のため、先客がいる可能性が高いですが、空間が広いため、プライベート空間を作りやすいでしょう。
みなとみらいエリアの夜景散歩コース
みなとみらいの魅力は散歩しながら、移りゆく夜景を楽しめること。世界50都市の夜景を取材してきましたが、みなとみらい以上に散歩で夜景を楽しめる街はありませんでした。そこでみなとみらいの王道ともいえる夜景散歩コースをご紹介します。

桜木町駅を起点にして、定番の汽車道を抜けてワールドポーターズへ向かいます。ワールドポーターズからは楕円形の陸橋(サークルウォーク)を経由して、地上に降りることなくハンマーヘッドへアクセスできます。
トイレを利用するならハンマーヘッドが清潔でおすすめです。ハンマーヘッドの2階デッキからは、このような夜景を楽しめます。

ここから女神大橋、ぷかり桟橋などを経由して臨港パークへ向かいましょう。臨港パークは広大な公園で、花火大会の時以外は、週末でもプライベート空間が必ず見つかりますので、告白やプロポーズのスポットとしても使えるでしょう。

ちなみに散歩コースを逆ルートで利用する場合は、最後の汽車道区間は、足も疲れていることですので、ちょっと贅沢にロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」を使ってみるのもいいですよね!
飛鳥Ⅱなど大型クルーズも楽しめる「大さん橋」
赤レンガ倉庫から徒歩12分ほどで大さん橋も、みなとみらいのおすすめ夜景スポットです。ここからは赤レンガ倉庫、観覧車、横浜ランドマークタワー、インターコンチネンタルホテルなど、みなとみらいのアイコンをひと目で見渡せます。

また、巨大クルーズが入港できるターミナルでもあり、飛鳥Ⅱやダイモンド・プリンセス(USA)など、クルーズ船と夜景のコラボ撮影もできます。横浜市の公式サイトにある横浜港客船入港情報で、入港スケジュールを確認できますよ。
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元町・山下公園エリア
横浜中華街から程近いエリアは、みなとみらい21エリアとは異なって、ややレトロな雰囲気で夜景を楽しめるスポットになっています。そのなかでアイコン的な存在といえば、昭和36年に完成した横浜マリンタワーでしょう。

2022年にリニューアルされましたは、デイチケットとナイトチケットでの完全入れ替え制になっています。そのため、トワイライトタイム(薄暮の時間帯)をから夜景を楽しむ時期が限定されていますのでご注意ください。
ナイトチケットでトワイライトタイムを楽しめる日付
・3月20日頃~8月10日頃
・9月1日~9月20日頃
デイチケットでトワイライトタイムからの夜景を45分以上楽しめる日付
・11月初旬~1月上旬
このエリアでの夜景で、もうひとつ有名なスポットがあります。それは港の見える丘公園です。

元町駅から徒歩10分ほどですが、坂道がややキツイでしょうか。すぐ近くに港の見える丘公園駐車場(平日30分250円、土日祝30分300円、17台)もありますので、ドライブデートでも気軽に立ち寄れます。
ここまで紹介したのは、横浜ではテッパンといわれるような王道夜景。そこで、穴場的なスポットとしてアメリカ山公園を紹介します。

こちらはなんと、みなとみらい線の元町・中華街駅からエレベータで上がれます。構内案内図はこのようになっています。

>アメリカ山公園(23時まで開放)
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子連れにもおすすめ(横浜ベイブリッジスカイウォーク)
横浜ベイブリッジに遊歩道があるのをご存じでしょうか。横浜ベイブリッジスカイウォークと呼ばれ、2010年に一度閉鎖されましたが、2022年より土日祝のみ開放されるようになりました。


こちらは大黒ふ頭からのみアクセスできるため、クルマがないとアクセスしづらくあまり認知されていない夜景スポットです。駐車場は無料ですが、週末は空き待ちとなることもありますのでご注意下さい。なお鶴見駅や横浜駅からバスでもアクセスできますが、鶴見駅は1時間に1本、横浜駅は2時間に1本となります。
>横浜ベイブリッジスカイウォーク(土日祝のみ18時まで)
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ガンダムファクトリー(2024/3まで)
ガンダム40周年記念で同エリアにGUNDAM FACTORY YOKOHAMA(ガンダムファクトリー)が開業していた2020年12月~2024年3月末までの期間限定イベントです。

既にイベントは終了していますが、人気イベントですが、メモリアル的な位置づけで紹介します。なお写真は横浜マリンタワーから望遠レンズで撮影しています。
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夜景バックにクルマ撮影
夜景をバックに愛車を撮影できる場所といえば、生駒山ドライブウエイ(大阪)など山道から撮影するのが基本でした。しかし横浜には、なんと都市部にかかわらず、撮影スポットが存在していました。それが住協パークコットンハーバー第1という有料駐車場になります。


この駐車場は月極駐車場を兼ねており、アストンマーティンやポルシェなどの高級車も駐車していますが、屋上は屋根無しであるため、比較的空いているようです。ただ屋上に先客がいる可能性もありますので、駐車場に入る前にエレベータで屋上へ向かい空車状況を確認するのが良いでしょう。駐車料金は30分300円となります。
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「ゆず」の聖地
横浜の路上ライブで有名なミュージシャンといえば、北川悠仁と岩沢厚治による「ゆず」。

路上ライブの拠点は伊勢佐木町であり、「ゆず」のMVやジャケットに登場する清水ヶ丘公園の「ゆずの木」があり、「ゆず」の聖地のひとつとされています。

電車ではアクセスしずらいので、車で訪問するのが前提となります。ゆずの木と夜景を撮影するためには、トワイライトタイム前に到着しておくようにしましょう。なお公園には24時間営業の駐車場があり、2時間300円とリーズナブルです。
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穴場 野毛山展望台
京急本線・日ノ出駅から徒歩10分ほど坂を登っていくと、野毛山展望台があります。


24時間開放された立派な展望台で、みなとみらいから日ノ出町まで見渡せます。展望台はライトアップされ、夜も雰囲気が良くデートスポットにもおすすめです。
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穴場 浅間台みはらし公園
徒歩でも車でもアクセスしにくい場所にあるのが浅間台みはらし公園。


落ち着いた空間から、横浜ランドマークタワーを中心とした高層ビル群の夜景を望むことができます。周辺道路は路上駐車できるような道幅もありませんので、車でアクセスするときは、訪問前にコインパーキングをチェックしてくださいね。
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最新穴場
2023年に開苑された常照寺 風テラスが横浜の隠れた穴場スポットで、横浜ランドマークタワーから関内、伊勢佐木町、南太田、吉野町と視界100度を超えるパノラマ夜景を楽しめます。

こちらは常照寺の木樹葬エリアでありつつ、開放された空間にあります。

こちらは京急本線・南太田駅から100段ほど階段を登っていった先にあります。街灯はないためライトを持参する必要があります。また車ではアクセスできませんので、駅周辺のコインパーキングに駐車して向かう必要があります。立ち入り禁止の看板などはありませんが、基本的には墓地ですので、現地では騒いだりしないようにご配慮ください。
>常照寺
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ベビーカーも安心!赤ちゃんに優しい夜景
赤ちゃんがいても夜景を諦めたくない。そんなママさんにも優しい夜景スポットを紹介します。ピックアップした基準は次の通りです。
・バリアフリー
・広くて綺麗なトイレ完備
・あまり混雑していない
横浜ベイクォーター Bay Garden

オークウッドスイーツ横浜(ザ・タワー横浜北仲)展望台

横浜ワールドポーターズ ルーフ・トップ・ワールド

マリン アンド ウォーク ヨコハマ

横浜ハンマーヘッド

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