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稲佐山からの夜景
稲佐山からの夜景

日本三大夜景の稲佐山を控える長崎市。日本三大夜景の稲佐山を控える長崎市。日本三大夜景の稲佐山を控える長崎市。日本三大夜景の稲佐山を控える長崎市。日本三大夜景の稲佐山を控える長崎市。日本三大夜景の稲佐山を控える長崎市。

目次

日本三大夜景とは

日本三大夜景とは、函館市の函館山、神戸市の摩耶山、長崎市の稲佐山を指しています。「三大夜景」という言葉は40年以上前からあり、当時、経済の中心は貿易であり日本三大夜景と言われる函館、神戸、長崎は港町で繁栄していたため、明かりが多かったということです。さらに昔に遡ると、当時はマイカーを所有している家庭は少なく、気軽に夜景をみる環境でありませんでした。しかし三大夜景にはロープウエイなどで山に登る手段があり、当時夜景を見ることができたのは、実質この3ヶ所しかなかったということです。

ちなみに世界三大夜景とは、香港のビクトリアピーク、ナポリのポジリポの丘、函館山と言われております。また私が代表を務める新日本三大夜景・夜景100選事務局が2,003年に制定した新日本三大夜景は、山梨市の笛吹川フルーツ公園、奈良市の若草山、北九州市の皿倉山となります。

稲佐山の魅力

稲佐山展望台
稲佐山展望台

稲佐山は標高333mと東京タワーと同じ高さ。この山頂に3階建ての展望台があります。視界270度以上あり日本三大夜景のなかで最も視界が広いのが特徴です。

長崎市は山に囲まれており、山の斜面に住宅地が立ち並ぶため立体的な夜景を見せてくれます。特に北部は天の川のような光景です。

夜景のベストシーズンとベストタイム、避けたい時期

女神大橋を望む
女神大橋を望む

夜景が美しいのは空気が澄んだ秋冬になります。また夜景が最も美しい時間帯は日没後15分後から約20分間のトワイライトタイムと呼ばれます。(稲佐山からのトワイライトタイムを確認する)。ただし時間帯は展望台がもっとも混雑しますので、休日に夜景撮影を行うためには30分前に場所確保しておきましょう。

ちなみにできれば訪問を避けたいのは黄砂が増えてくる3~5月になります。この時期は夜景がぼんやりした感じになることが多いです。ただ雨上がりの直後などは、このような時期でもクリアな夜景を楽しめます。

稲佐山は何時まで夜景を楽しめるか

なお展望台は24時間開放されていますが、南側に見える全長480mの女神大橋(ビーナスウイング)は23時に消灯し、かつ夜が深まるにつれ段階的に減光しますので、22時ぐらいまでに訪問するのが良いでしょう。

稲佐山への行き方

ロープウエイでのアクセス

予約不要で最も一般的なのが長崎ロープウエイでのアプローチ。JR長崎駅から徒歩17分ほどでロープウエイ乗り場へ。

またJR長崎駅やホテルベルビュー出島など5ヶ所のホテルを経由してロープウエイ乗り場までアクセスできる無料巡廻バスも利用できます。詳しくは長崎ロープウエイ公式サイトで確認ください。

料金往復1,250円
営業時間9時~22時
運転間隔日中20分間隔、夜間15分間隔
乗車時間約8分
公式サイト長崎ロープウエイ公式サイト

バスでのアクセス

稲佐山公園行きのバスで稲佐山公園(稲佐山中腹駐車場)まで向かいます。長崎駅からだと約15分で稲佐山公園へ到着。ここから山頂までは600mですが階段のため徒歩15分かかります。また稲佐山公園と山頂を結ぶスロープカーを利用すれば楽々です。

料金往復380円(スロープカー利用時は追加で往復500円)
営業時間9時~22時
運転間隔15分間隔
乗車時間約8分
公式サイト長崎ロープウエイ公式サイト

夜景見学ツアー

市内各ホテルから山頂までをバスで往復するプラン。で、乗り継ぎがなく最も楽できるアクセス方法です。利用には予約が必要ですが、当日にネット予約もできます。

料金2,000円
営業時間1日最大3便
所要時間往復+見学時間 80~120分
公式サイト長崎遊覧バス株式会社

車でのアクセス

展望台に隣接した山頂駐車場は土日祝・規制日は18時~22時までは一般車両は利用できません。稲佐山中腹駐車場からスロープカーもしくは徒歩で向かう必要があります。徒歩の場合は山頂までは600mですが階段のため徒歩15分かかります。規制日は稲佐山公園公式サイトで確認できます。

駐車場

中腹駐車場無料、9:00~22:00施錠、400台
山頂駐車場最初の20分無料/以降30分100円、24時間利用可能、38台
土日祝・規制日は18時~22時は利用不可

スロープカー

料金往復380円(スロープカー利用時は追加で往復500円)
営業時間9時~22時
運転間隔15分間隔
乗車時間約8分
公式サイト長崎ロープウエイ公式サイト

時間がないけど、夜景を眺めたい方

長崎県庁 展望テラス
長崎県庁 展望テラス

長崎駅を起点とすると、稲佐山の夜景を眺めるには1時間以上は必要になってきます。もっと短時間にサクッと長崎を夜景を楽しみたい方にお薦めしたいのが、長崎県庁 展望テラスです。長崎駅から徒歩5分という好立地なところにあります。

長崎県庁は2018年に新庁舎となり8階に雰囲気の良いテラスを設けています。高さは低いですが、山に沿って町が広がる長崎であれば、下から見上げる夜景も長崎ならではの夜景です。

長崎県庁 展望テラスの夜景情報

利用時間21時迄、無休
利用料無料

長崎市で2番目の夜景はどこ?

鍋冠山公園
鍋冠山公園

長崎市で25ヶ所の夜景スポットを取材してきましたが、稲佐山に次ぐ夜景スポットでは鍋冠山公園と断言できます。標高は約170mと稲佐山の半分になりますが、稲佐山とまったく違う夜景を観賞できます。

2016年に展望台がリニューアルされ、駐車場の拡張されてバリアフリー対応な夜景スポットです。なおグラバー園第2ゲートから徒歩15分でアクセスできますが、外灯がなくお薦めできません。車で訪れるスポットになります。

鍋冠山公園の夜景情報

日帰り温泉でみる長崎市の夜景

稲佐山温泉ふくの湯
写真:稲佐山温泉ふくの湯から引用

長崎駅から車で約15分、無料シャットルバスで約20分のところに日帰り温泉「稲佐山温泉ふくの湯」があります。露天風呂からは長崎市北部となる浦上エリアの夜景を一望できます。視界は十分に広く開放的でした。

深夜まで営業していますので、時間を気にせず夜景を楽しめるのが良いですね。ちなみに一部駐車場からも夜景を眺められますので、湯上がりに車窓から夜景鑑賞もできます。

稲佐山温泉ふくの湯 駐車場からの夜景

入浴料800円
営業時間(月~木・日) 9:30~翌1:00 (最終受付 翌0:30)
(金・土・祝前日) 9:30~翌2:00 (最終受付 翌1:30)
定休日年中無休 (※メンテナンス日を除く)
公式サイト稲佐山温泉ふくの湯
公開日: 2023年2月26日
最終更新日: 2023年6月18日