>   >   >  上海タワー(上海中心大厦)
あべのハルカスや横浜ランドマークタワーの2倍。上海一の高さ632mは異次元夜景。




















あべのハルカスの2倍以上の超高層ビル

着工から9年。2017年に展望台がグランドオープンした上海タワー(上海中心)は高さ632mです。

ビルとしては日本最高峰の「あべのハルカス300(大阪)」の2倍以上とスケール感が半端なく、地上から見上げると、日本では味わえない規模感に驚きます。



上海最高峰からの眺めとは

展望台は118階と119階に分かれ、階段で自由に行き来できます。119階の高さは552mと、ドバイのブルジュ・ハリファ(828m)の展望ラウンジ「AT THE TOP SKY」の555mと双璧をなす世界トップを競う高さです。

展望室は360度窓ガラスで囲まれており、全方向の夜景を楽しめます。みなさんが注目するのは外灘(バンド)方向ですが、注目したいのは南方向。緩やかに蛇行する黄浦江沿いに夜景が広がり、特にホワイトに輝く南浦大橋のループ橋が美しいです。

もうひとつ注目したいのが、上海ヒルズを見下ろせる北方向。ビル最上部に穴が開けられた独特のフォルムで、ミッション:インポッシブル3にも登場した超高層ビル。



どのチケットを購入するべき?

チケットブースには、118/119階のObservatory(展望台)と、125/126階のSummit632と、その両方に入場できるチケットがあります。Summit632は4Dシアターなどがあるエンターテイメント空間で、窓ガラスはなく眺望は愉しめません。

つまり眺望が目的であれば「118/119階のObservatory(展望台)」の購入となります。



三脚の持ち込みはできるか?

X線によるセキュリティゲートはありますが、三脚の持ち込みは問題ありません。また、東京スカイツリーのように窓ガラスの前にフェンスなどありませんので、三脚を利用しやすい環境といえます。



展望台までの待ち時間について

トワイライトタイムの撮影を狙ってブースに到着。平日ということもありチケットブースは空いていました。購入時にパスポートの提示を求められることもあるとの記載もありましたが、私はありませんでした。

チケット購入後はエレベータ待ちになり、ここで私は30分ほど並びトワイライトタイムのギリギリ到着となりました。(危ない危ない・・・) 週末や夕暮れ時などはチケットブース到着から展望台まで1時間以上かかりそうな予感です。



下りのエレベータ渋滞

当日はエレベータが1台利用できない状況だったこともあり、下りのエレベータ渋滞がひどかったです。最終的には通常利用しないエレベータも開放されたことにより、若干待ち行列が減りましたが、それでも40分ほど並びました。



アクセスについて

地下鉄2号線「陸家嘴」駅から徒歩15~20分。途中、IFC Mallという大型モールを経由して、2階のペデストリアンデッキ経由でアプローチするのが最短ルートでしょうか。それでも、なかなか分かりにくいので、時間には余裕をもってください。



施設情報
■営業時間
 22時30分まで(最終21時30分)
■利用料金
 120元 (94階)
 180元 (96+97+100階)
 上海ヒルズ公式サイト
取材2019年6月 / 執筆2019年8月