1)
初めてこの場所をおとずれたのは、ある会社で一緒に働いてたS君がこの道を選んで帰ったことでした。
職場まで、ただ国道を走って帰るのではなく恐らく私にこの景色を見せたかったから遠回りしてくれたんだと思います。
S君は、とても心が綺麗で優しい人でした。
お陰様で、その時何も言わなかったですが(綺麗な場所を教えてくれてありがとう)と思いました。
あれから数年たちますが、今は夫と喧嘩するとよくこの場所に来ます。
星空と夜景が綺麗で、スーッと嫌なことが頭から抜けてく感じがします。
R wさん (2021-06-22)
2)
10年前から名古屋に転勤で住んでます。
5年前に喜多方市(旧塩川町)に住んでいた義父が亡くなりました。
葬儀で塩川町へ帰省した際に、妻は実父の葬儀で忙しく、初めて一人で車でふらっと出かけました。
その時、妻に35年前、『初めて会った場所、プロポーズした場所に行ってみたいな』と思い行って見てびっくりしました。
『初めてのデートで、プロポーズ』、その場所が、『恋人坂』と喜多方市が命名していました。
私は、大学卒業まで東京で育ち、会社に入社して最初に東北支店勤務となり、入社2年目の6月に、福島県熱塩加納村で施工中であるトンネル工事の現場事務として竣工の12月までの7ヶ月間、赴任することになりました。
自分の車で仙台市を出て東北自動車道で郡山ICで下り、49号線を走り、猪苗代湖をすぎ、49号線と平行した裏道を走り、塩川町に入りました。
当時は、磐越自動車道もなく、ナビもなく、スマフォもなく、道に迷い、ちょうど昼食時だったので食べ物屋に入って、聞いてみようと店を探していたら、
1件の『ルパン』という喫茶店に出くわしました。
店の前に車を止めて、中に入り、駐車場の場所をアルバイトの娘に聞き昼食をとりました。
小さな喫茶店でした。後で解りましたが、当時塩川町には喫茶店2件、コンビニ1件しかない田舎町でした。
その時、何故か、そのアルバイトの娘を見て、
『この娘と結婚したいと感じました』
トンネル施工中の現場で、残り 7ヶ月、今までの事務補助の女性には新たな職場を紹介し、短期アルバイトで事務補助の女の子を雇いました。
3ヶ月ほど過ぎた頃、当時23歳の私に恋人もいないので、20歳の事務補助の女の子が彼女を紹介してくれることになり、仕事が終わった後に車で連れて行ってもらった先が、偶然にも塩川町の喫茶店『ルパン』でした。
紹介されたのは、道を尋ね、『この娘と結婚したいな』と思った人でした。
2回目の遭遇です。
現場が完成するまで、後3ヶ月居るので付き合いたいと、その場で即申し入れをしましたが断られました。
後で知るのですが3ヶ月限定恋人に問題があったみたいです。
1ヶ月ほど経った頃、突然電話がかかって来て『たまにはコーヒーでも飲みに来て』と言われ、『デートしてくれるなら行くよ』ということで、
その日に仕事が終わり、60分くらいかけ喫茶店『ルパン』に行きました。
バイトが終わるのを待ち、3回目の遭遇で、初めてのデートを会津若松市に行き食事をしました。
その帰り、忘れもしない『恋人坂』に行き、初めてのデートでプロポーズをして、OKを貰いました。
ちょっと長くなりましたが、私にとっては生涯一番大事な思い出の場所であり、『恋人坂』と命名されていて
非常に驚きましたが、35年ほど前のことを思い出せて嬉しかったです。
話は、続くのですが、彼女に結婚の了解をもらいましたが、熱塩加納村に滞在できるのは後2ヶ月です。
毎日、仕事を終え、塩川町まで60分近くかけて車で行き、バイト後に1時間だけデートをして家に送り60分近くかけて、
熱塩加納村の事務所兼宿舎に戻る生活を日曜日以外は毎日繰り返しました。
彼女の両親にも直ぐに挨拶へ行き、結婚を前提でのお付き合いをお願いしましたが、
『東京者には嫁ぎさせたくない、転勤族は駄目、地元の役所や農協、建設業の人と結婚させたい』と認めてもらえませんでした。
トンネル工事も完成し、その後、須賀川市、郡山市、二本松市と現場事務として引越しましたが結婚の了解を義父母に貰うまでの3年間、
平日は1日も欠かさず10円玉で電話をかけ、週末はデートをし、必ず10時までには彼女を車で届けました。
『恋人坂』から始まり、3年後に結婚式を挙げ、30年が経ちました。
ちょっと長くなり申し訳ありません。
『恋人坂』と当時は名前もありませんでしたが、あの坂道があり、あの日から33年間変わらない気持ちを持続できており、幸せであり続けてます。
塩川町にあった『ルパン』の跡地が、角地の狭い敷地の更地で、ベンチが2組くらいおけるピッタリの土地で空いてました。
是非、シャレたベンチを置いて『出会いの場所』などと命名してくれたら、いいなと思います。
シンシアくんさん (2018-05-23)
3)
真っ暗な夜道を少しだけ怖いな…と思ってたどり着いた場所、たわいもない話で盛り上がった場所、二人でずーっと夜景を眺めていた場所、何度も行った思い出の場所、キスをした場所、永遠に心に残る思い出の場所
ツモリチサトさん (2015-04-06)
4)
ふたりが好きだったあの場所を故郷へ向かう電車の中から眺めていた。あの頃を懐かしく思うあったかい気持ちと、もう一緒に夜景は見られないんだな…という悲しい気持ちでいっぱいになった。
今でも恋人坂があの頃と同んなじように輝いていますように
パトリックさん (2014-02-02)
5)
20年以上前この場所で恋人坂で、一つ年上の彼女とデートの帰り道 夜景や星空を眺めたのを昨日のように覚えています。昔は、この場所が恋人坂と呼んでいたのかなあ?彼女の家は、この場所の近くでした。この場所で、よく二人で泣いたり,笑ったり,したのを想いだします。星空 夜景 自分にとって、とても大切な場所 恋人坂そして、,,,
勇次さんさん (2012-03-16)
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