スカイタワーは、高さ328メートルの南半球で最も高いタワーであり、オークランドの観光名称となっています。
展望台は2ヶ所あり、220mのスカイデッキと、追加料金で入場できるバディーゴ展望台に分かれています。しかし、私が取材した2013年9月は、追加料金($3)を含んだ展望チケットだけが販売されていました。二つの展望台を繋ぐエレベータはセルフ式であり、特にチケットをみせることもなく、何回も行き来することができます。なお、取材時は平日に訪れています。
取材時は快晴とまではいきませんでしたが、見事な夜景が広がります。北側はハーバーブリッジや、ワイテマタ港を挟んで、お洒落なレストランが多いデボンポートエリア、そして火山島であるランギトト島を眺められます。南側は、IT企業「オラクル」ビルや、高速道路、そしてマウント エデン方面の夜景まで広がります。
窓ガラスが傾斜していることもあり、夜景が見やすくなっているのは特筆できます。ベンチも沢山用意されていますので、のんびりと座りながら夜景鑑賞できます。
ガイドブックにも掲載されており、都心の中心部にあるため特に問題なくたどり着くことができるでしょう。なお、取材時の平日は、チケット売り場の行列はなく、チケット売り場到着後5~7分後には、展望台に到着していました。
セキュリティチェックなどはなく、三脚の持ち込みは問題ありません。また展望台での三脚利用、暗幕利用についても特に指摘を受けることはありませんでした。
窓ガラスに三脚を、もたれ掛けさせるようにして撮影を行いますが、スカイタワーをライトアップするための地上からのライティングが撮影を困難にします。
35mmフィルム換算で、50mm以上の焦点距離であれば、なんとかなりますが、それ以上の広角領域の場合、画面下部が青く染まったり、フレアなどが発生してきます。
このページに掲載しているのは、25mm単焦点レンズ(Carl Zeiss Distagon T* 25mm F2.8)ですが、トワイライトタイムに撮影しているため、青染まりがあまり影響を受けていません。しかしトワイライトタイムを過ぎたタイミングの写真は、ほぼ失敗となってしまいました。
またスカイデッキは、ガラスの外側にメンテナンス用のフェンスデッキがあるため、真下を撮影することができないのも留意が必要です。
時期によって営業時間が異なります。詳しくは公式サイトをご確認下さい。