標高1200mのグラウス マウンテンは、ダウンタウンから1時間ほどの至近距離にある北米最大級のスキー場。
グラウスマウンテン最大のウリは、降雪時期には、滑走しながらバンクバーの夜景を眺められること。おそらくスキー&スノーボードを楽しみながら、夜景を楽しめるゲレンデとしては世界最高峰でしょう。
ロープウエイの乗り込むと、徐々にバンクーバーの夜景が広がります。写真撮影はできていませんが、実はロープウエイからの夜景が一番美しいのです。
視界を遮るものがなにもなく、バンクーバー中心部、そしてウエストバンクバーも一望。まるでヘリから夜景を見下ろしているような錯覚になります。
ロープウエイ山頂駅に到着すると、そこは標高1100m。ダウンタウンは標高0m地点ですので標高差1100m。これは、世界的にもかなり高い場所から夜景を眺めらる夜景スポットです。日本では、別府市の鶴見岳が標高差1300mの夜景を楽しめます。
はやる気持ちを抑えて展望台に向かう。レストランが大半を占めますが、レストランの南側に無料で利用できる展望デッキがあります。
しかし、ここからの夜景は針葉樹林や山に挟まれ、視界は30度ほど。ロープウエイから視界200度で眺めた夜景とは比較するとかなり残念です。おそらくレストランを利用しても、眺められる夜景はさほど変わらない感じです。
ちなみに1枚目の写真は焦点距離85mmのレンズで撮影していますので、実際の目で見ると3枚目の夜景になると想像してください。
周辺を散策しましたが、展望台らしきものは見つかりませんでした。山頂からスケール感ある夜景を眺める為には、スキー場のリフトを利用して、さらに100mほど登る必要がありそうです。
そこからの夜景を当サイトに投稿頂いた写真をご紹介。
日中はダウンタウンからシャトルバスを利用してアクセスできますが、夜間は車でしかアクセスできません。夜景を楽しむにはタクシーを貸し切るか、もしくはレンタカーを利用する必要があります。
ロープウエイ乗り場までのアクセスは、極めて広い道で、海外で一度でもレンタカーを利用した方であれば運転に問題はないでしょう。
駐車場を含めて治安については問題ありません。ロープウエイのチケットは、$43.95とかなり高額です。しかし、ロープウエイ山頂駅にあるレストラン「The Observatory」を予約して、ロープウエイ乗り場で予約したことと名前を伝えれば、ロープウエイ料金は無料になります。詳しくはThe Observatory公式サイトをご覧下さい。
なお、ネット記事によると当日予約も可能です。当日天気が良ければ、ホテルのコンシェルジュ経由で電話予約してもらうという手もあります。