陽明山とは台北近郊の温泉避暑地です。陽明山の近くに中国文化大学があり、この大学の体育館付近から台北市内を一望できる展望エリアが潜んでいます。
双眼鏡だけが設置された簡易的な展望エリアですが、大学に隣接した夜景スポットであり、クルマやスクーターがあれば、無料で訪れことができるため、私が取材したときにも多くの学生達が夜景を愉しんでいました。
ここからの眺めは写真だけではわかりにくいですが、スケール感と開放感があり苦労して訪れるだけの価値ある夜景を眺められます。
陽明山はガイドブックにも紹介されていますが、夜景スポットについては紹介しているガイドブックはありません。観光客が訪れるにはタクシーしかないといっていいでしょう。
幸いにも台湾のタクシーは非常に安いため、市内中心部から400元(1200円程度)でたどり着くことができます。しかしながら、タクシーの運転手にこの場所を伝えるのが大変。
住所だけでは分かりづらいので、google MAPの地図を印刷していきましょう。基本的にタクシーの運転手に英語は通じませんので、できるだけ詳細な地図をもっていく必要がありますが、これさえあれば、僅か20分程度で台北の地元ならではの夜景スポットに訪れることができます。
陽明山の夜景スポットに到着したものの、どうやってホテルに戻るのでしょうか。ここには流しのタクシーは期待できません。
でもご安心下さい。この展望エリアから真下をのぞき込むとレストランがあるのが分かります。レストラン名は「TheTop 」。夜景が堪能できるカジュアルレストランであり、ここで夜景をバックに夕食を楽しみましょう。台湾市内のレストランに比べると高いですが、日本に比べれば一般的な金額帯のお店です。
で、食後にスタッフにタクシーを呼んでもらえば無事ホテルにたどり着きます。私はガイドブックにあった「タクシーを呼んで下さい」という北京語が書かれたページを指さしただけです。。。
タクシー呼び出し料金として100元必要ですが、この料金は日本と同じくタクシー金額にプラスされるだけですので、お店側に料金を支払う必要はありません。