エルミタージュ美術館から、ネヴァ川を宮殿橋で越えたところが「ストリェールカ」と呼ばれる地区です。ヴァシリエフスキー島の岬にあたり、地球の歩き方によると、海運貿易や学問の中心地として賑わっているところのようです。
この岬にある広場には、ひときわ目立つ赤い「ロストラの灯台柱」があります。昔の灯台であり、塔には舟が突き刺さったようなデザインとなっているが印象的でした。
「ロストラの灯台柱」付近は、無料の駐車場があり、地元っこのデートスポットになっているような感じです。
こちらからは、ネヴァ川を挟んで、ライトアップされたエルミタージュ美術館、ペトロパヴロフスク要塞、そしてオレンジ色にライトアップされたトロイッキー橋などをぐるりと見渡せます。
ちなみに、サンクトペテルブルグ中心部で、レンタカーを借りる日本人は皆無だと思われますが、駐車場に車を停めてフロントガラス越しに夜景を楽しめます。冬には極寒となるサンクトペテルブルグでは、貴重な冬の夜景スポットになるでしょう。(誰向けの情報だ?w)
宮殿広場から宮殿橋を渡って、このストリェールカで引き返すと往復でゆっくりあるいて30分ぐらいでしょうか。治安にも優れたコースで、サンクトペテルブルグを訪れるような観光客であれば、特に治安上の問題もなく楽しめるコースだと思います。
また、サンクトペテルブルグには、パリやベニスの観光地にあるような物売りがおらず、とても快適な環境で景色を楽しめるのも嬉しいところですね。