「血の上」・・・このフレーズだけで想像がついてしまう教会。
アレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられた、1919年完成の高さ85mの教会。モスクワのポクロフスキー聖堂と似てた外観であり、ロシアに訪れたことを、とても実感する建造物のひとつ。
教会の建設由来は恐ろしいが、夜景の美しさは格別である。この教会の美しさは、ライトアップされた教会と、ロシア美術館と、グリボエードフ運河の3つが織りなす美しさにあります。
ロシアを象徴するような「葱坊主」シルエットの教会(教会の先端部ですね!)と、オレンジ色にライティングされた美術館。その光が運河に反射して夜景に揺らぎを与える。
この光景は、教会から運河沿いに50mほど南下した場所から撮影しています。教会の広場から見上げるのも素晴らしいですが、こちらでは少し離れた場所から眺めることも忘れないで欲しい。
サンクトペテルブルグ中心部の主立った観光地の治安は良好でした。ただ、地球の歩き方には、教会付近はスリの被害があるようですので、十分にご注意ください。