深夜に跳ね上がる宮殿橋。エルミタージュ美術館のあるサンクトペテルブルグ中心部と、海運貿易や学問の中心地であるストリェールカを結ぶ宮殿橋は、サンクトペテルブルグの観光名所でもある。
主要橋であることから、跳ね橋になるのは深夜。それも深夜1:25~4:55と、その姿を眺めるのは大変。白夜の時期であれば、跳ね橋を観賞するツアーもありますが、それでも大変。もちろん私も跳ね橋は断念しました。
サンクトペテルブルグを取材して確信しました。この街で夜の散歩では、エルミタージュ美術館のある宮殿広場と、宮殿橋は必見スポットであることを。
正直、夜のサンクトペテルブルグは治安面から、十分に夜景を楽しめないと考えていましたが、この周辺は深夜まで治安に不安を感じませんでした。そして、昼間以上に美しい光景を魅せてくれるロケーションでもあります。
1枚目は宮殿橋。2枚目は、世界最大級の美術館であるエルミタージュ美術館。3枚目は人体標本コレクションのクンストカメラ博物館を望む。クンストカメラ博物館は、外観の美しさからは想像できない標本が転じされており、私は足を踏み入れていません。
4枚目はサンクトペテルブルグ発祥の地であるペトロパブロフスク要塞にあるペトロパブロフスク聖堂。5枚目は再びエルミタージュ美術館。6枚目は宮殿橋と海運貿易や学問の中心地であるストリェールカを望む。
7枚目はしつこくエルミタージュ美術館。8枚目は旧海軍省。9枚目は宮殿橋とクンストカメラ博物館のショット、最後は宮殿橋のほぼ全景。
なお、宮殿橋には東西に遊歩道があります。東西の遊歩道を行き来するのは、橋の南側で行いましょう。北側は、相当あるかないと反対側に歩いていくことができません。