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3つ球で構成された独特のフォルムをもつテレビ塔は、中国を代表する展望台だろう。










中国の東京タワー

上海を旅行番組などで必ず登場するのが、ここ東方明珠塔です。3つ球で構成されるテレビ塔は、近未来都市を感じさせる巨大建造物となっており、上海を代表する観光名所です。

この3つ球それぞれが展望室になっていて、最上階の「上球」の上球は350mの高さにあり、ジンマオビルを10m越え、中国で最高層の室内展望室になります。また、中球(263m)・下球(98m)は室外テラスに出ることができ、夜風に当たりながら夜景を楽しめます。


ジンマオタワーと、高さはほぼ一緒で料金は約2倍

東方明珠塔の敷地に入る手前に券売所があり、ここでチケットを購入しないと東方明珠塔の足元まで行くことができないようになっています。

「上球」まで上がるためには150元(約2400円)。ジンマオタワーは88元ですので2倍近いです。

上球は高額であるため、中球に比べると人は少ないのですが、スペースも狭いです。また、霞んだ日が多い上海では、大気状態によっては、高層に上がるほど夜景が見づらくなることもあります。

ちなみに、ジンマオタワーと東方明珠塔の上球は10mしか変わらず、東方明珠塔からは、肝心の東方明珠塔のライトアップを眺められません。そのため、例えば「東方明珠塔の中球の室外テラスから夜景を眺め、ジンマオビルで上海全景の夜景を眺める」というプランもお薦めします。


アクセスについて

ジンマオビル同様に、この周辺は最寄りの地下鉄駅から徒歩圏内にあり、また振興開発エリアでもあるため治安も特に心配ありません。ただタクシーは日本に4分の1程度と格安ですので、ホテルから直接タクシーで行かれてみてはいかがでしょうか。



施設情報
■営業時間
 22時まで(最終21時30分)
■利用料金
 上球体+下球体 160元
 上海タワー公式サイト
取材2006年6月 / 最終更新2019年8月