首都ソウルの繁華街「明洞」からほど近い距離に位置するNソウルタワー。2005年12月にリニューアルされ、現代風なお洒落な展望ゾーンに生まれ変わりました。
Nソウルタワーの高さは236mですが、南山公園(243m)に建設されているため、Nソウルタワーは海抜479.7mとなっています。展望台の海抜は約360mと、東京タワー特別展望台(250m)や、東京スカイツリー天望デッキ(350m)もよりも高いことが分かります。ちなみに、東京スカイツリー天望回廊は450m。
展望台は5階立てになっており、エレベータが到着する3階と2階が自由に出入りできる展望台になっています。360度夜景を見渡すことができ、夜景のスケール感にきっと驚かされることでしょう。
一番の見所は明洞、ソウル市庁を中心としたビジネス街。高層ビルが建ち並び、その背後には北岳山、仁王山、鞍山などの山並みが広がります。
もうひとつは、南側に広がる龍山区エリア。こちらからは、道路が星型になっているのを見つけることができるでしょう。
ソウルタワーの展望台には、綺麗なトイレがあり、男女ともに夜景が眺められるようになっています。特に男性用は夜景に向かって用を足しているような気分に浸れます。(笑)
ちなみに、日本でも札幌駅ビルのJRタワー展望室 T38でも夜景トイレがあります。こちらは、なんと1室だけですが、個室トレイからも夜景が楽しめたりします。
ソウルは7月と1月の2階訪問しています。7月は梅雨シーズンで、降水量も東京よりも5~8倍ほど多いですが、なんとか夜景が楽しめました。また、1月は天候には恵まれましたが、マイナス10度の世界。スキー場に行くことを想定した防寒対策をしていきましょう。
ベストコンディションで夜景を眺めたいのであれば、9月~5月頃に訪れることをお薦めします。といっても私は梅雨シーズンに2泊3日で訪問して、2日目になんとか夜景を眺められましたので、運勝負かな。
2012年に環境保護の観点より、タクシーでのアクセスが禁止され、バスもしくはロープウエイのみでアクセスできます。南山ケーブルカー乗り場までは、明洞駅から徒歩5分のところにある南山オルミ(南山エレベーター)に向かいます。ここから無料エレベータで南山ケーブルカー乗り場まで簡単にたどり着けます。
南山ケーブルカーは5~10分間隔に運転していて、5分で山頂へたどり着き、そこから階段を2~3分ほど登るとソウルタワー入り口に到着します。明洞駅からは行列がなければ、30分ほどNソウルタワーの展望台へ到着できるでしょう。
南山ケーブルカーは5~10分間隔に運転していて、5分で山頂へたどり着き、そこから階段を2~3分ほど登るとソウルタワー入り口に到着します。