4月になるとレンギョウ(連翹。モクセイ科)祭りで賑わう鷹峰山。この時期はレンギョウで山全体がレンギョウで黄色く染まります。

さて、この鷹峰山100mほどの低山でありますが、山頂からは見事な夜景が広がります。Ｎソウルタワーはもちろんこと、最大の特徴は漢江（ハンガン）に架かるいくつもの橋のライトアップ。特にブルーにライトアップされる東湖大橋は格別の美しさです。さらに、ソウルの森周辺のループ状に広がる道路が、オレンジ色で染まり夜景に彩りを添えています。

山頂は開放感溢れる展望公園になっています。適度に照明も灯っており、展望台もあります。（残念ながら展望台からは夜景が見えにくいですが）

公園の至る所から夜景が楽しめるように設計されており、南側にある展望デッキからはループ状に広がる道路の夜景。東側にある階段付近からは、Ｎソウルタワーが楽しめます。

また、展望広場の南側にある展望デッキ近くから、階段で下りることができます。照明がないためライトなどが必要となりますが、その先にも小さな展望ポイントがあり、ここからが、漢江に架かる橋の夜景が最も美しく見えます。展望広場からは徒歩で30秒ほどでしょう。

鷹峰山は、鷹峰駅から徒歩で行くこともできますが、山道でもあり、タクシーで行くことをお薦めします。そこでお薦めするのがインターナショナルタクシー。インターナショナルタクシーは、日本語、英語を話せるドライバーを予約して、貸し切りにできる観光客向けタクシーです。ソウル市公認タクシーであるため、安心感もあります。

予約は公式サイトから行います。私は予約すると、すぐに確認の電話がソウルから掛かってきました！でも、流暢な日本語を話すオペレータであるため、ご安心下さい。日本語を話すドライバーが手配できたら、改めて連絡するとのことで、翌日に再度電話が掛かってきました。（メールでもいいきもしますが、いたずら予約を防ぐために電話なのかな？）

貸し切り料金は、50,000ウオン（3時間）、80,000ウオン（5時間）とかなりリーズナブルです。私は63ビルのタクシー乗り場を待ち合わせ場所に指定しました。ちょっと遅れてしまいましたが、タクシードライバーから電話連絡も頂き、安心して利用することもできました。なお、現地でもこのようなやりとりがありますので、海外で通話できる携帯電話を持参する必要があります。

タクシードライバーは親切な方で、数年間、神奈川県に住んでいたこともあり、流暢な日本語でした。なお、料金支払いは下車時でクレジットカードが使えます。

なお、鷹峰山は現地のタクシードライバーでも場所を知らないことがあります。そのため、鷹峰山周辺の地図を印刷して用意しておきましょう。