モルダウ川に架かるカレル橋は、15世紀初頭に完成した長さ520mのゴシック様式の石橋。プラハ城に並ぶプラハの人気観光スポットであり、朝から深夜まで多くの観光客で賑わっています。
カレル橋東側には「旧市街橋塔」あり、螺旋階段の上に見晴らし台があります。夜間も営業していますが、今回は時間の関係で残念ながら取材できていません。
しかし、カレル橋には3つの夜景鑑賞ポイントがありますので、こちらをご紹介していきます。
旧市街橋塔の向かいにある広場。日本では神奈川県平塚市の湘南平、世界ではパリの「ポンデザール橋」から始まったといわれる愛を確かめあうカップルがフェンスに南京錠をかける「誓いの鍵」が、ここでも見られます。
無数の誓いの鍵により色鮮やかななったフェンス越しに、カレル橋の橋脚とプラハ城を眺められます。7枚目の写真。地図には「カレル橋 撮影ポイント#1」と記しています。
有名観光スポットであるカレル橋からは、プラハ城を眺められます。カレル橋の両脇に立ち並ぶ聖人像と、プラハ城を同時に撮影したいところであるが、深夜24時頃でも多くの観光客。なかなかシャッターチャンスが訪れない。地図には「カレル橋 撮影ポイント#2」と記しています。2枚目、8~9枚目の写真。
また、実際に訪れて思ったのですが、カレル橋からプラハ城を眺めるよりも、カレル橋とプラハ橋を同時に眺める方が美しいです。そこで、本当にお薦めしたいスポットを次でご紹介。
カレル橋とプラハ城の競演を楽しめるのが、地図に「カレル橋 撮影ポイント#3」と記しているポイント。ちょうど、市内を巡回するトラムの停留所「Karlovy lázně」である。
ここからであれば、モルダウ川に架かるカレル橋と、プラハ城の優美を同時に眺められる。1枚目と、3~6枚目までが、ここから撮影した写真である。1枚目の写真は焦点距離85mm(35mm換算)の中望遠レンズで撮影したものだ。そのため、実際に眺めたスケール感は6枚目の写真(焦点距離25mmで撮影)と思って下さい。
カレル橋からは徒歩3分ほどで、深夜の治安も問題ないスポット。こちらにも、カレル橋ほどでありませんが、観光客が集まっています。
取材時は5月ということもあり、日没が20時過ぎ。そのためカレル橋の撮影は23時~24時になりました。ただ、カレル橋周辺は23時頃まで両替商が営業していたり、24時を回っても多くの観光客で賑わっていました。
最低限の注意を図っておけば、夜間の治安は問題ないと考えてよいでしょう。なお、深夜の地下鉄は治安が優れているともいえませんので、帰宅はタクシーかトラムを利用されることをお薦めします。