パリの夜景スポットといえば、エッフェル塔が有名ですが、私はモンパルナスタワーを一番お薦めします。パリ夜景のランドマークは、ライトアップされたエッフェル塔ですが、エッフェル塔からは、その光景が楽しめません。
ここ、モンパルナスタワーからは、エッフェル塔を中心に、パリ市内の夜景が一望できます。凱旋門、ルーブル美術館のライトアップも望め、パリを実感させる夜景がここにあります。
観光客はエッフェル塔に集中することもあり、モンパルナスタワーの展望室は、いつ行っても混雑することはありません。また展望室には、いくつかイスが用意されています。運良く先客が居なければ、イスに座ったまま、エッフェル塔とパリ市内の夜景を楽しむことができます。
モンパルナスタワーは、59階が室内展望室であり、さらにここから屋上に上がることができます。屋上へは別料金にはなっていないため、何度も出入りできるのが嬉しいところです。
屋外デッキは、アイレベルまでガラス越しですが、室内展望室よりも開放感ある夜景が楽しめます。また、適度なライティングが施され、雰囲気が良いです。このようなこともあり、室内よりも屋外デッキの方が人気があり、観光客は屋外デッキで夜景を楽しんでいます。
ちなみに、屋外デッキは、2013年取材時は3回目の訪問となりますが、ビルの屋上より内側にガラスのフェンスができたため、下方向の視界が以前より悪くなっています。そのため、下方向の夜景を楽しむのであれば、室内展望室が良いでしょう。また昔は、アイレベルにはガラスも無かったため、以前の方が開放がありました。この点は残念なところですね。
チケット購入後にセキュリティチェックはありますが、空港にあるような金属ゲートをくぐるようなものはなく、警備員が持ち物を調べる程度です。
私は中型三脚を持ち込みましたが、特になにも指摘されることなく通過できました。
屋内、屋外共に三脚の利用は問題なありません。またエッフェル塔のように混雑していないこともあり、夜景撮影はしやすい環境と言えるでしょう。
モンパルナスタワーは、Montparnasse-Bienvenüe駅から徒歩3分と近いのですが、展望台への入り口は正直分かりにくいです。
このページの下部に掲載している地図には、入り口付近にユーロマークのピンをおいています。この入り口は地上にありますので、地下鉄から一旦地上にでて、入り口を探して下さい。