2011年の世界スキー選手権開催地となったため、1952年に建設されたオスロ冬季オリンピックのジャンプ台を取り壊し、2010年に新しいジャンプ台に生まれ変わりました。
リニューアルと同時にジャンプ台に展望台が設置されましたが、こちらは夜間の利用はできません。でも、ご安心を。ホルメンコーレンは山の中腹にあるため、あらゆる場所から夜景を楽しめます。
ホルメンコーレンは、山の中腹にあるため、あらゆるところから夜景を楽しめます。そこで、昼間にロケハンを行い、6ヶ所から夜景撮影を行いました。地図の各スポットに1~6の撮影ポイントを記しています。この番号を元に説明をしていきます。
まず、最も夜景が美しいスポットが1のポイント。視界を遮るものがなく、120度ほどのパノラマ夜景が広がります。特に、夜景の手前に山小屋や外灯があり、奥行き感の夜景を撮影できます。
2のポイントは、今回撮影したなかで、最も高度の高い場所です。スキージャンプ台と夜景を同時に撮影するのであれば、こちらでしょう。またスキージャンプ台を中心に撮影されるのであれば、4からの撮影もお薦めです。
3のポイントはチャペルと夜景を同時に撮影できます。25mm以上の広角レンズでないと、両方を撮影するのが厳しいでしょう。また、チャペルの周辺からは、外灯で照らされたヘアピンカーブと夜景を撮影できます。
5のポイントは、1のポイントとよく似た構図ですが、ホルメンコレーンで2番目に迫力ある夜景を撮影できます。
最後の6のポイントは、スキージャンプ台自体を撮影できるポイント。ルート的には帰りがけに撮影するのがお薦めでしょう。私は2から撮影を行い、メイン撮影は1で行っています。
地図で見ると、オスロ中心部から遠く離れたところにありますが、オスロ中央駅から、トラムで乗り換えなしで30分ほどでアプローチできます。
具体的には、オスロ中央駅に隣接したJernbanetorget駅(ヤーンバーネトルゲ)から、1番線で約25分。Holmenkollen駅からは、徒歩7分ほどで到着します。
治安は良いエリアではありますが、駅から徒歩7分ですので、いきなり夜間に訪れるのはお薦めできません。昼間の下見か、もしくはトワイライト前に到着するようにして下さい。
ホルメンコーレンの敷地内は、24時間開放されており、要所要所外灯がありますが、念のため懐中電灯は持参した方が良いでしょう。
山の中腹を登って行くトラムは、車窓からの眺めも見事です。ホルメンコーレン駅の手前3駅ほどからは、進行方向にむかって左手側に、オスロ市街の景色が広がります。