オスロといえば、ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクの「叫び」が展示された美術館が2館もある美術の街。
エーケベルグの丘から、オスロとオスロ・フィヨルドを望む景観が、「叫び」の実在する舞台として知られているようです。もしかすると、ムンクも、ここからの夜景を眺めたかも。
エーケベルグの丘へのアクセスは極めて良好。オスロ中央駅に隣接したJernbanetorget駅(ヤーンバーネトルゲ)から18番か19番のトラムでEkebergparken駅まで5駅8分。駅に到着後、迷うことなくエーケベルグの丘に向かうことができます。
展望ポイントは公園内ではなく、レストラン前にある小さな広場、双眼鏡が設置されており、フットライトも点灯していますので、分かりやすいでしょう。
駐車場のある有名なレストラン前が眺望ポイントということもあり、治安は良好。私は5月の深夜22時以降に訪問しましたが、危険を感じることはありませんでした。
眺望ポイントは2ヶ所あり、1ヶ所はフットライトのあるところ(地図のピンが打ってあるポイント)。もう一ヶ所は、レストランの駐車場奥にある広場。こちらは照明がないため、少々分かりにくいでしょう。1人用のベンチが複数設置されています。一番最後の写真が、そのポイントになります。
夜景のスケールは1ヶ所目のポイントが圧倒的。右手にオスロ中央駅、オスロペラハウスの夜景を望めます。中央にある山は、オスロオリンピックのラージヒル会場となったホルメンコーレンのジャンプ台のライトアップが確認できます。そして、左手にはオスロ湾が広がり、デザイン性に豊かな光景が楽しめます。
もう1ヶ所の展望台からは、視界は狭いですが、ベンチに座ったまま夜景が楽しめるため、トワイライト待ちの休憩スポットとして利用してはいかがでしょうか。