1998年に世界遺産(文化遺産)に登録されたリヨン歴史地区。その地区の丘の上にはノートルダム寺院(フルヴィエール大聖堂)があります。
1896年に建築されたノートルダム寺院は年間150万人の観光客が訪れるリヨン人気の観光スポットといえます。
無料開放されている展望広場からはリヨン中心部を一望できます。ソーヌ川とローヌ川越しに街が広がり、建築物の高さが揃ったパリと似たような光景が広がります。
間接照明の文化であり、建物の側面がライティングされ、屋上は黒一色に染まっており、日本とは異なる夜景を楽しめます。また、ひときわ高い2本のビルは高さは約200mで企業ビルとホテルになっています。このビルの周辺がフランス国鉄(SNCF)の鉄道駅「リヨン・パール=ディユー」駅となり、パリとTGVで結ぶ主要駅である。
ケーブルカーで登ることができ、トラムやバスの24時間チケットでも利用できるため利便性が高いです。路線はF2であり、下山終電は23時50分で約10分おきに運行しています。徒歩でも麓のメトロ駅まで行くことも十分できます。
展望広場の利用時間はサマータイム(年によって変動あるが、4月~10月末)で21時30分、ウインタータイムで23時となります。入り口にゲートがあるため時間外は閉門になる可能性が高いでしょう。
取材時は5月ということもあり、日没が20時50分。写真のような空になるのは21時20分頃です。ただ観光地であり多くの地元の方や観光客が夜景を楽しんでおり、治安面に不安を感じることはありませんでした。
なお、多くの海外でいえることですが、地下鉄よりもトラムやバスの方が治安が優れていますので、ホテルに戻る際はトラムやバス、もしくはタクシーを利用されることをお薦めします。