旧市街地の北側にある丘が、Croix-Rousse(クロワ・ルッス)地区と呼ばれ絹織物の職人や商人で賑わっていたエリアです。このクロワ・ルッス地区の東傾斜に観光スポットでもない通りがあり、ここからリヨン北部の夜景を望めます。
ファンタスク通りは、googleMapで偶然見つけたスポットで、地元でも夜景スポットとして認識されていない場所です。
ここからはローヌ川に架かるPont de Lattre de Tassigny(タッスニー大聖堂橋)を中心とした光景が広がり、クルマのライトにより動きのある夜景を愉しめます。
注目したいのがローヌ川の東岸にあるアパートメント群のの壁面1/3を境にして色が変わっている。フィルターを使っている訳ではなく、これは1枚目の写真の手前にあるアパートメントをみると、同じように壁面1/3を境に色が違う。これはこの位置に壁面を照らす照明によるもの。
ヨーロッパやアメリカでは、このように壁面を照らすという間接照明で街を明るくする手法がよく使われています。結果、穏やかな夜景を生み出しているのです。
メトロC線のCroix-Paquet(クロワ・パケ) 駅から徒歩5分ほどで、車道を歩けば治安面について問題なさそうです。ただし、観光客が訪れるようなエリアではありませんので、女性同士で訪れるのはお薦めできません。