ロサンゼルスはニューヨークに次ぐ全米2番目の大都市。完全クルマ社会であり、ディズニーワールドもハリウッドもサンタモニカもレンタカー無しでは、効率よく回れないほどの広大なエリアです。
ロサンゼルスの夜景スポットといえば、2006年11月に5年間の休館で大幅リニューアルされた、グリフィス天文台が最も有名ですが、私が取材したときには残念ながらオープン1週間前。そこで、日本人が訪れたことがないような地元ならではの穴場夜景スポットを紹介しましょう。
どこまでも続くオレンジ色に輝く夜景は、まさしく光の絨毯。そして、その広大さはまさにアメリカンサイズです。日本でもこれほど夜景を眺められるところはありますが、市内中心部から少しドライブしたところに、さらに1時間ほど現地で夜景を眺めていましたが、誰も訪れることがなく、まさしくアメリカの穴場夜景スポットといっても過言ではないでしょう。
日本人は誰も知らないようなスポットですので、一般の観光ツアーで行くことはまず不可能と考えてください。Rancho Palos Verdesからの夜景を眺めるためには、レンタカーが必須となります。ロサンゼルスで個人行動するためには、クルマは必須であるため、夜景だけなくレンタカーは大いに活躍できますので、レンタカーの手配をオススメします。
レンタカーの手配後は、地図の用意です。観光エリアからクルマで30分ほど離れたところにあるため、「地球の歩き方」などの地図では役不足です。そこで、私は「google map」の地図をひたすら印刷して、つなぎ合わせました。広域地図で20枚、詳細地図で10枚ぐらいを印刷して、セロテープでつなぎ合わせます。
これを出発前に頭の中でシミュレーションして、現地でのストレスを軽減しましょう。特に一人で運転する場合は、十分な事前準備が必要です。特にダウンタウンからハイウエイまでのルートは立体交差になっていますので、衛星地図と照らし合わせて確認するぐらいのつもりでがんばりましょう。(ちなみに、カーナビ付きレンタカーもありますが、日本とは比べものにならないほど簡易なものですので、アテにしてはいけません。)
なお、レンタカーのオススメは、リトル東京にある「さくらレンタカー」です。現地日本人スタッフが運営しており、インターネットでの事前予約、現地でのクルマ引き渡しも日本語で対応できます。また、ダウンタウン内のニューオータニホテルに宿泊の場合、ホテルのパーキングにクルマを戻しておき、レンタカーのキーをホテルのフロントデスクに戻すことにより返却できるため、営業所終了後もホテルで返却でき、夜景ドライブには最適です。なお2日間のレンタカー料金は約16,000円です。
Rancho Palos Verdesは、ロサンゼルスでも治安良く教育水準高い高級住宅地とされています。眺めの良い住宅は日本円で3億円で売買されているようです。ビューポイントには外灯などはありませんが、安心して1時間ほど夜景を楽しめました。この間、だれも人は訪れないという静けさです。
とはいえ、日本とは治安の概念が全く異なりますので、女性だけでの訪問や、遅い時間に行くことはお薦めしません。場所確認を意味も含めて、日没前に訪れることを強くお薦めします。
ロサンゼルスには2泊しましたが、その間に2回も同じお店へ訪れました。その場所は「ピンクス」という老舗ホットドック屋です。日本円で300円ほどのチリドックが有名で、深夜まで行列の耐えないお店です。「アメリカ料理は大味」という固定観念を覆すようなホットドックであり、これは2006年末に日本初上陸したドーナツ屋「クリスピークリーム」と同じぐらいの衝撃を受けます。
お店はやはり、レンタカーでしか訪れることができず、ハリウッドからクルマで5分。ダウンタウンから20分。Rancho Palos Verdesからクルマで45分という距離感でしょうか。ここで夜景を眺めた後に、私はピンクスで夕飯。みなさんも同じコースをたどってみませんか。有名店ですので、詳しい場所などは「地球の歩き方」などに掲載されています。