1997年に台北市と高雄市を結ぶ台湾高速鉄道(通称:台湾新幹線)が開通。日本の新幹線車両が採用されていて、最速96分で高雄へ訪れることができるため日帰りできます。
料金は普通車の指定席で大人片道NT1,630(約5,400円/1NT=3.3円換算, 2013年10月時点)ですが、曜日や時間帯によって15%、35%割引が適応されるので上手に利用したい。詳しくは台湾高速鉄道公式サイトをご覧下さい。
なお、訪問したに台北駅でのチケットの有人窓口/自動券売機共は混雑しており、自動販売機でチケットを買うのに10分ほど時間がかかりました。(2009/1/18(日)13時頃) また、台北駅では改札に入ると売店などはありませんので、ご注意下さい。
2013年10月時点では直接高雄の中心部まで新幹線で行くことはできず左営駅までです。ここからは地下鉄MRTで10分程度で、三多商圏駅までたどり着きます。そこからは徒歩で5分程度で、治安については問題ないと思われます。
高雄85ビルは1Fにホテルロビーと、ショッピングセンターが同居しており、その一角に展望台フロアへつながるチケット売り場があります。チケット売り場はビルの外側に面していないので、一端ホテルのロビーか、ショッピングセンターに入って探しますが、案内看板がありますので、それほど迷うことはないでしょう。
チケット売り場でチケットを購入すると、係の人がエレベータを動かしてくれる仕組みになっています。その後は展望室まで各自でエレベータで登って展望室に向かいます。
高雄85ビルは高さ378mで、台湾で台北101に次いで2番目の高さのビル。展望台は、このビルに入居する85 SKY TOWER HOTELが運営しており「85展望台」と呼ばれ、74階と75階の2フロアになっています。
訪れたのは1月の日曜日ですが、観光客は5組ぐらいと少なく閑散としています。室内の照明は少し暗めになっており、またベンチも多数用意されていますので、のんびりと夜景鑑賞できる環境です。
セルフ式のカフェも併設されており、夜景を眺めながら珈琲(NT40=約120円)でリーズナブルに楽しめます。自動販売機もありますが、この値段ならカフェを利用したいですね。
さて、肝心の夜景ですが、海と山と川と街が融合しており、なかなか見応えがあります。市内中心部は少々暗めな感じですが、高雄港を眺める西方向、壽山を眺める北西方向の夜景が美しいです。