首都「コペンハーゲン」のあるデンマークは、国土全体が平坦になっており、一番高い山ですら、標高171mしかありません。そのため、首都コペンハーゲンには、町を見下ろせるような山や丘などはありません。さらに、市庁舎より高い建造物を建築できないという制限もあり、高層ビルから眺める夜景スポットも見つけることができませんでした。
そのようなことで、コペンハーゲンでは例外的にイルミネーションでも有名なチボリ公園を取材する運びとなりました。
チボリ公園は、4月~9月とハロウィンとクリスマスシーズンのみ営業となっています。営業時間は、深夜23時~24時までとなっているため、夜間ライトアップされた美しい園内を楽しむことができます。
ただし北欧であるため、日没時間は5月だと、21時頃となるため、訪れる時には夕食後に訪れることになります。
入園料は99DKK(2014年で約2000円換算)で、園内の乗り物のフリーパスセットにすると199DKKとなります。園内の乗り物はそれほど多くなく、3-4時間あれば全て制覇できそうな規模でしょうか。
私は入園料だけのチケットとして園内をまずは散策。30分もあれば一通り見渡せる規模。そして、園内のフードコートで夕食を済ませて、夜景撮影を行いました。園内で三脚を利用して、夜景撮影している人は誰もいませんでした。
いろいろ撮影しましたが、やはり一番絵になるのはチボリ公園のゲート。トワイライトにぜひ撮影したいポイントです。なお、最後の2枚は園外から撮影していますので、入園時間が無い方などは、入り口付近で撮影するだけでも記念になるでしょう。
北欧エリアは、比較的治安は良好です。そのなかでもチボリ公園はコペンハーゲン中央駅に隣接した場所にあり、多くの観光客が行き来する道路を経由して、チボリ公園にアクセスできるため、夜間に訪れても問題ないでしょう。
また、園内は有料施設であるため、安心できます。21時頃でも子連れで散歩している人もおり、日本でのディズニーランド的な空間と思ってもらえればいいでしょう。