かつて魚市場のあった場所に、1896年に建国1000年を記念して建てられた白亜の砦。
アクセスが比較的良いこともあり、ブダペストで最も多くの人が集まる夜景スポット。深夜までカップルや観光客で賑わいます。
ブダペストを代表する建造物のひとつ「国会議事堂」の夜景を眺めるのであれば、漁夫の砦がおすすめ。ドナウ川沿いに建つライトアップされた国会議事堂の優美な姿に圧巻される。
ブダペストは街に陰影が与えられていることにより、ライトアップされた建造物がより美しく輝く。光りの引き算により夜景を美しさを演出しているのがよく分かる。
なお漁夫の砦から国会議事堂を撮影するためには、焦点距離85mm~100mmほどの中望遠レンズが欲しいところ。2枚目の写真はAF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gで撮影しています。
一方、くさり橋は2階デッキに登らないと一部死角になってしまう。しかし2階デッキは有料で19時までしか営業していない。取材日は22時頃に訪問したが、雨交じりの天気だったからであろうか、なぜか開放されていたので、2階デッキからも撮影できた。
基本的には2階デッキに登らなくても十分に夜景を楽しめ、雰囲気は1階のほうがいいかもしれない。特にドナウ川にむかって左手にある眺望ポイントからは、1枚目のような漁夫の砦と夜景が同時に楽しめる。
ブダペストに訪れたら夜の王宮にも訪れたい。ブダペスト最大の夜景スポットであり、展望広場は毎日24時まで開放されている。雰囲気も素晴らしく、ドナウ川に架かるくさり橋が最も美しく見下ろせるスポットである。
展望台、および道中の道のりは治安について問題はありません。
Deák Ferenc Square駅からバスで10分ほど。バス番号は「16」であり10分~15分間隔で深夜まで運行している。最寄りバス停は「Szentháromság tér」であり、多くの人が乗り降りするバス停のため間違えることはないだろう。