>   >   >  コンパクトデジタルカメラ、デジタル一眼レフ、ポジの画質比較

結論

現在発売されているコンパクトタイプのデジタルカメラであれば、夜景を撮影することはできますが、あくまで「夜景も撮影できます」ぐらいに考えておきましょう。

函館山、湘南平、六甲山、皿倉山など山からの夜景撮影は、目で見る夜景よりも薄暗くなり、ノイズの目立った写真に期待通りの結果とならないことが多いです。



カメラタイプの違いを比較するために、神奈川県屈指の夜景スポット「西平畑公園」にて3台のカメラでテスト撮影をおこないました。撮影当日は夜桜のライトアップも実施され、ライトアップと夜景を同時に比較できるおもしろいテスト環境です。


コンパクトタイプのデジタルカメラ
Lumix FX9 (600万画素、夜景モードで撮影 参考:Exif情報 f2.8、2.5秒、ISO 80)

デジタル一眼レフカメラ
Nikon D200 + SIGMA17-35mm/F2.8-4 (1000万画素、FINE、f8、13秒、ISO 100、WB:AUTO)

銀塩一眼レフカメラ(リバーサルフィルム)
Nikon F80S + SIGMA17-35mm/F2.8-4 (プロビア100F、f8、20秒、DiMAGE SacnDualⅣにて1600dpiのフィルムスキャン)


スポンサードリンク

コンパクトタイプのデジタルカメラ(以後、コンデジと略す)の写真だけ見れば、結構頑張っている写真と思いますが、一眼レフと比べると違いは歴然です。撮影時間帯はトワイライトブルーと呼ばれる薄暮の時間帯に撮影しており、実際の空の明るさは、一眼レフで撮影した写真の明るさですが、コンデジで明らかには暗くなっています。空が完全に暗くなっていれば、全体的に光量が不足した写真になることも予測できます。

さて、それではデジタル一眼レフと銀塩一眼レフの違いはどうでしょうか?

リバーサルフィルムをフィルムスキャンした時点で色合いが変わってしまっているので、ディスプレイ上での比較はできませんが、色の再現性はリバーサルフィルムが一枚上手です。

Nikon D200では、ホワイトバランスをAUTOにて撮影していますが、桜のライトアップの色合いは、見事に再現しています。ただ、Nikon D200の等倍(A)の鳥居したの道路沿いに並ぶ街灯の色合いは、リバーサルフィルムの色が本当の色を表現しています。

また、等倍(B)の遠方の光源などは、リバーサルフィルムのほうが、解像力が高いです。同じレンズを利用しているにも関わらず、解像力が異なるのは、デジタルカメラの心臓部でもあるCCDの限界が現れているのかもしれないですね。

と、一眼レフを推奨する記事になってしまいましたが、コンデジも山からの夜景撮影でなければ、それなりに撮影できると思います。またコンデジの最大の魅力は携帯性。さっと撮影して、さっとポケットにしまう。この機動性は一眼レフには絶対に真似できないものですので、利用シーンを分けて撮影を楽しみましょう。


コンパクトカメラと一眼レフの比較
カメラの種類 イルミネーション 都心での夜景撮影 山からの夜景撮影 持ち運び(携帯性) 中堅機種の価格帯
コンパクト 4万円前後
一眼レフ 本体15~20万円
レンズ3~10万円


スポンサードリンク