ナポリの夜景
世界三大夜景とは、香港・函館・ナポリ。香港はビクトリアピーク、函館は函館山と、ここまでは夜景通ならば、すぐでてくるでしょう。しかし、ナポリの夜景とは、いったいどこであるかを知っている人は少ないのではないでしょうか。
それもそのはず、私が取材を行う2005年までは、「地球の歩き方」などのガイドブックはもちろんのこと、インターネットでも場所まで明記されている情報は皆無でした。そこでイタリアに精通した方とネットで知り合い、その方から大体の場所と、展望ポイントは「ポジリポの丘」であることを教えて頂きました。さらに、ナポリの衛星写真から展望ポイントの目星をつけて、イタリアへ旅立ちました。
宿泊地はイタリア最大の観光名所のローマ。日本で言うところの京都でしょうか。そこからユーロスター(いわゆる新幹線)で、2時間かけてナポリへ移動。ナポリ発祥のマルゲリータを食べながら街を散策していると、街の案内図に「posillipo(ポジリポ)」という文字を発見!
あとは、世界三大夜景の展望ポイント「ポジリポの丘」に向かうだけ。地下を走るケーブル・メルジャリーナ線で、ひとつ目の停車駅「S.Antonio」で下車して、港を眺められる遊歩道を5分ほど歩くと展望ポイントに到着。
イタリア南部ということもあり、治安をかなり心配していましたが、周辺は高級住宅エリアで、遅い時間でなければ、治安はそれほど心配ないようだ。
熱海城からの夜景は「東洋のナポリ」と呼ばれていますが、確かに似た雰囲気があります。しかしスケール感はナポリの方が格段に上でしょう。夜景としては全体的にオレンジ色の光が輝き、派手さはありませんが、どこか暖かみのある情緒あふれる夜景を感じることでしょう。また夜景が立体的あることも特徴的でしょう。
なお、このポジリポの丘は、ナポリ駅から電車&徒歩&ケーブル&徒歩で約1時間の距離です。ローマからですと、ユーロスターを利用すれば3時間のため、ローマから日帰りで世界三大夜景を楽しむことができます。交通費は往復で7000円以内です。なお、日の長い5月〜8月中旬は日帰りはローマ行きの終電に間に合わない可能性が高くなります。
イタリアは観光名所も多く、イタリア料理なので日本人の口にマッチしており、観光にもってこいの国だとおもいます。パックツアーではポジリポの丘から夜景を眺めることはできませんが、少しの勇気をもって行動すれば、簡単にたどり着くことでしょう。夜景を極めたい方、ぜひナポリの夜景にチャレンジしてみませんか。
アクセス方法など、さらに詳しい情報は、パソコン版「こよなく夜景を愛する人へ」にて紹介しています。
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©夜景倶楽部代表 縄手真人