ホームからの夜景
長野市の南にある千曲市に、JR篠ノ井線「姨捨(おばすて)駅」は1日15本程しか停車しない無人駅です。この駅は、鉄道愛好家の間ではスイッチバック(ホームにある線路と、駅を通過する線路が別路線である駅)する駅としても知られているようです。
さて、この駅にはスイッチバック以上に注目すべき特徴があります。それは、姨捨山の傾斜面に駅があるために、なんとホームからの千曲市の夜景を一望できます。そのスケール感は雄大で、ホームから眺める夜景としては日本一の美しさを誇ります。
映画のワンシーンにも使えそうな、哀愁漂うローカル駅から眺める夜景。なんとも言えないものがあります。ちなみにホームにあるベンチは、線路と反対側に向けて設置されています。景色を楽しむためですよね。
また、姨捨周辺は「日本の棚田100選」に選ばれ、段々状の小さな水田に映る美しい月は、名月の里として知られています。水田に移り込む月明かりと、夜景というのも何とも素敵ですよね。
余談ですが、姨捨山とは、昔、年寄りを嫌う殿様が、「60歳になった年寄りが山に捨てること」というおふれを出したことより、その名が付いています。ちょっと恐ろしい話ですよね。
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©夜景倶楽部代表 縄手真人