フォールス川 (False Creek)に架かるキャンビー・ストリート橋は、かつて旋回橋でした。旋回橋とは、橋の中央に軸があり、河川が通過するときに、橋が90度回転して河川を通過できるようした可動橋のことです。
1985年に現在の二代目となり旋回橋ではなくなっています。橋には車道と歩道が設けられて、時折散歩やランニングを楽しんでいる人を見かけます。
橋の上からは、かつでのバンクーバーオリンピック村に建設された住宅街と、マリーナサイドに建ち並ぶ高層マンション群の夜景を楽しめます。
撮影時は雨天のため少々霞んだ夜景となっていますが、快晴時のトワイライトタイムであれば、高層マンション群が、さらに光り輝き、その奥にはウエスト・バンクーバーの山並みも確認できるでしょう。
特にオリンピック村の住宅街は雰囲気が良く、夜景鑑賞後に散歩してみたいエリアでもあります。
また、今回は撮影取材していませんが、橋の東側の歩道からは、ブルーにライティングされた球体の建物が印象的です。これはバンクーバー万博の時に建設された建物で、現在は科学館となっている「テラス・ワールド・オブ・サイエンス」です。こちらを撮影するには、西側の歩道で、焦点距離100m以上の望遠レンズが必要となってくるでしょう。
2009年秋に完成したスカイトレインのCanada LineのOlympic Village Station(オリンピック村駅)から、徒歩7分ぐらいで夜景が眺められる橋の上に到着できます。
また駅は明るく、かつ橋の歩道には外灯が点灯しており、治安は良好と思われます。