明洞から4駅8分乗り換え無し。駅から徒歩15分で到着できる、地元に人気の展望公園。
ソウルの夜景と言えば、「Nソウルタワー」と「63ビル アートデッキ」が2大スポットですが、既にこれからの展望台に行ったことにある人にお勧めしたいのが、駱山公園(ナクサン公園)です。約3年の歳月を掛けて2002年6月に竣工した公園です。
駱山公園は眺望に優れているだけではなく、雰囲気が優れています。最寄り駅の恵化駅から公園までは多少ローカルなエリアを歩いていきますが、公園の入り口に到着すると雰囲気ががらりと変わります。
ゆとりのある遊歩道が設けられており、外灯も点灯していますので、治安もそれほど心配ありません。20時頃に訪れたときには、社会人カップルや、女学生や、地元の年長者が散歩していました。
冬季に訪れたと言うこともあり、園内には10人ほどのしかいなかったため、とても落ち着いた雰囲気を感じ取れました。
一番の見所は駱山亭。(※本サイトの地図上にある写真アイコンをタップすると、その場所が分かるようになっています。)ソウル中心部は見えないものの、北岳麓も街並みが見事に広がります。東屋の雰囲気も良く、時間がない場合は、ここだけに立ち寄っても良いかもしれなしです。
駱山亭から南へ少しいき、左手にある階段を5段ほど登ると、ちょっとした広場があります。地図上では「駱山亭近く」と表現しています。ここからは、Nソウルタワーが最も美しく見える場所です。
第1展望台は、ベンチに座りながらNソウルタワーが眺められるスポット。カップルが座っていましたが、木々の成長により視界が狭いのが残念なところでしょう。
第2展望台は、第1展望台同様に視界が狭いのが残念なところ。しかし、第2展望台から第1展望台へ繋がる坂道は、駱山公園でもっとも雰囲気のよりゾーン。このエリアは城郭沿いであり、城郭がライトアップされていてとても美しいです。
山頂は「遊び場広場」すぐ近くにバス停もあります。Nソウルタワー方面の夜景は確認できませんでしたが、城郭の外側に出ることができ、ここからはこれまでは見えなかった方面の夜景を楽しめます。
地下鉄4号線恵化駅(ヘファ、Hyehwa)駅の2番出口から約10分で公園入り口に到着。公園入り口から山頂まで、全て階段の最短ルートで5分。遊歩道ルートで12分ほど。階段ルートは急階段であり、かつ雰囲気を楽しめませんので、よほど急いでない限り遊歩道ルートをお薦めします。
行きはタクシーで、駱山公園の山頂(遊び場広場、バス停)まで行かれることをお薦めします。明洞から約20分で8,000ウオン程度です。私は、駱山公園の地図に、山頂を赤でマーキングして、「ナクサン」とタクシーの運転手に伝えました。
なお、公園は24時間開放されています。