成層圏(ストラトスフィア)と名付けられた「ストラトスフィアホテル」に併設された高さ350mの展望タワーです。1996年に完成して以来、ラスベガスの夜景スポットと、絶景アトラクションとして、ラスベガスの中心地から少し離れたところにありますが、多くの観光客で賑わうスポットです。
260mの高さにある展望台は屋外と屋内に分かれており、室内からは360度眺望が広がります。「ホテル街が続くストリップ通り以外は光がないのでは?」と想像されるかと思いますが、360度限りなく夜景が広がり、まさしく光の絨毯という表現がぴったりです。また窓ガラスが斜めになっているため、室内灯が反射せず夜景が見やすく、また足元の夜景が見られるため、迫力満点です。
屋外展望室は、アトラクションスペースのため、ストリップ方面のみ夜景が眺められます。また絶叫マシンに乗りながらも夜景を楽しめますので、肝っ玉をお持ちの方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私はビッグショットというライドに乗りましたが、展望室よりさらに高い位置から夜景を眺められます。ほんの数秒ですが・・・
アメリカテロ事件以来、ストラトスフィアタワーではセキュリティチェックがあります。金属探知器ゲートを通過する必要があり、三脚の持ち込みはできません。そのため、夜景撮影では工夫が必要です。
撮影にあたって、私はビーンズバッグ「豆袋」を持参しました。これを手すりなどに置いてカメラを固定しようとしましたが、手すりが細すぎて断念。しかし、双眼鏡が設置されていたため、双眼鏡の上に、豆袋を置いて、その上に、カメラを設置することで撮影成功。もちろんシャッターはタイマー設定で、ブレを軽減させています。
ストリップ通りはアメリカでも治安の良い通りですが、ストラトスフィアタワー周辺は多少人がまばらなエリアですので、タクシーで行くことをお薦めします。
タクシー料金はミラージュホテルから$11、ベラジオホテルから$16ぐらいでしょうか。またモノレールでも近くまで行くことができますが、最寄り駅から徒歩15分ほどかかり、2人で10$かかりますので、タクシーの方がお薦めです。