クアラルンプールの夜景スポットといえば、KLタワーですが、KLタワーからですと、残念ながらペトロナス・ツインタワーの側面しか眺められません。ペトロナス・ツインタワーの夜景を真正面から撮影でき、そして一般観光客が訪れることができるのは、ここスカイバーのみとなります。
このスカイバーからの夜景は有名であり、日本のガイドブックにも紹介されています。現地で天気が良ければ訪れてみよう!、考えるている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違えです。
まず、スカイバーから写真のような夜景が撮影できるのは、プールサイドのソファ席のみです。このソファー席は、10テーブルほどしかなく、予約無しではキープできないと考えてください。(現地のリッツカールトンホテルのスタッフも同じことを言っていました。)世界中からの観光客も、同様にこの席をキープしたいと考えるからです。
スカイバーは、シャングリラホテル系列のトレーダーズホテルの最上階に位置します。そこで、トレーダーズホテルのWebサイトにアクセスして、お問い合わせフォームからスカイバー予約を行います。Webサイトは日本語表示されますが、問い合わせは英語にしたほうが良いでしょう。予約時には、必ず「プールサイドのソファー席から夜景を見たい!」ということを添えましょう。
また、混雑必至のスカイバーですので、滞在期間中の候補日程を3つほど記載しておきましょう。メールのやりとりに最低1日は掛かりますので、1回で予約ができるように複数日程を提示しておくのです。私は1週間前に予約して、第5希望まで記載したところ、第3希望の現地到着日(金曜日)の20時~で予約できました。
私はソファー席で少しでも良い席をキープできるよう、予約確保後のメール返信にて、スカイバーのWebサイトをキャプチャして、画像中にこの席が良いです!といったマークまで記載した画像を添付して送りました。(返信メールは戻ってきませんでしたが)。その甲斐あってか?、ソファー席は全体の中央にあるところで、かつプールに向かって右手側になっていました。ペトロナスツインタワーは窓から左手にあるため、右手側のシートからだと、壁により掛かりながらツインタワーの夜景を眺められるベストポジションになります。
ソファー席でも、通常席でも料金に差はなく、シンガポールスリングが45RIM(1200円)と高めですが、チャージ料がないことを考えるとリーズナブルでしょう。私は2時間ほど滞在しましたが、オーダーをしつづけていれば、時間制限はないように感じました。土曜日とかだと違うのかもしれませんが、、、
ソファー席は、1テーブル最大8人ほどで利用できますが、ソファー席以外はどうなんでしょう。店内をぐるっと回りましたが、ほとんどツインタワーは見えないと考えた方がよいでしょう。ソファー席は空いていれば、1-2枚ぐらいの写真を撮ることは大丈夫そうですが、空室時でもテーブルに「予約席」という看板が置いてあるので、席の移動は難しいと考えましょう。
また、プールバーであるため、ソファー席の通路など酔っぱらうとプールにダイブしてしまうような構造です。手すりもなにもなく、通路も狭いため、移動には最新の注意を払って下さいね。とくにカメラを持ってダイブすると、最悪です。お酒はほどほどにというところでしょうか。
ちなみに、ソファー席の窓の上側を覗き込むと、実はガラスがありません。そうセミオープンテラスなのです。ソファー席を運良くゲットできたときには、窓の上側からの生夜景にも注目してみてくださいね。
三脚を利用したら、スタッフに止められました。どうやら三脚利用禁止のようです。まぁ、バーなので当たり前ですよね。ちなみに三脚を利用しないでの撮影はOKとのことです。暗幕の利用はなにも言われませんでした。