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観光客でも手軽に行けるパノラマ展望台から、釜山港と街が融合する夜景を愉しめる。
















釜山タワーとは

龍頭山公園(ヨンドゥサン)に建つ釜山タワーは高さ118m。夜はライトアップされ、ひときわ存在感のあるタワー。

少し古さを感じさせる施設。20人も入れば満員になるようなコンパクトさで、土産もカフェもない展望台であるが、夜景を楽しむには十分である。特に窓に傾斜があるため、室内の明かりが窓ガラスに反射しにくく夜景が見やすい工夫がされている。



釜山港と釜山港大橋の織りなす夜景

360度ガラス張りの展望台からは、ロッテ百貨店を中心として、釜山港と2014年に開通した釜山港大橋が夜景のシンボル的存在である。特に影島区(ヨンドグ)と戡蠻洞(カムマンドン)を結ぶ全長約3kmの釜山港大橋は、刻々とライトアップの色が変わり見ていて楽しい。

釜山港と反対側は国際市場と住宅地の夜景。色鮮やかな釜山港側と比べると、少々地味に感じるかもしれないが、見る方向によって夜景が異なるスポットのほうが、夜景スポットとしては面白いと思っている。



誓いの鍵もあります

展望台のチケット売り場の広場からは、無料で夜景を楽しめる。ハート型のオブジェクトをバックに記念撮影するのが人気のようで、若い地元のカップルなどが撮影を楽しんでいた。

また、フェンスには世界的に広まっている「誓いの鍵」が掛けられている。ここではハート型の南京錠が売られているようで、南京錠のカップルの名前を書いて、フェンスに取り付けられている。南京錠はカラフルで、その様子を眺めるのも楽しい。



治安とアクセス

釜山は海外のなかでは治安良好。人通りの少ない道を歩かなければ、問題ないだろう。

最寄り駅は南浦駅であり、1,3番出口を利用します。徒歩5分程で龍頭山公園へ登るエスカレーターにたどり着きます。ただし上り専用で18時までの利用。もちろん徒歩で登ることもできますが、ラクするために早めの訪問がお薦めです。



施設情報
■営業時間
 22時まで
■利用料金
 6,000ウォン
取材2016年12月 / 執筆2017年6月